いくらの醤油漬け

生臭いいくらが苦手な私の好物。
市販よりずっと食べやすいので我が家では毎年漬けて冷凍保存してます。解凍は冷蔵庫で一日弱。
このレシピの生い立ち
同居人が実家で漬けてたレシピを教わりました。
いくらの醤油漬け
生臭いいくらが苦手な私の好物。
市販よりずっと食べやすいので我が家では毎年漬けて冷凍保存してます。解凍は冷蔵庫で一日弱。
このレシピの生い立ち
同居人が実家で漬けてたレシピを教わりました。
作り方
- 1
生筋子はお店で解してもらうと楽です。
- 2
ボウルにあけて、塩水や流水でカスや残っている筋を取ります。
- 3
※水道水では白濁しますが塩水に入れれば色は戻ります。
- 4
※どこまできれいにするかはお好みで。根気さえ続けば市販贈答品よりきれいになり、臭みもその分なくなります。
- 5
塩水でゆすいだらざるにあけ、ボウルを下に重ね、ラップをして冷蔵庫に。
二時間ほど水を切ります。 - 6
生姜をすりおろします。
※チューブや汁よりおろしたての方が臭みが消えます。
※たっぷり目をおすすめします。 - 7
漬け込み容器(底は平らで)に水を切ったいくらを入れ、おろした生姜を入れます。
混ぜるのは出汁昆布使えます。 - 8
被るくらいの醤油を入れ、また出汁昆布で混ぜたら、昆布はいくらの底に埋めてしまいます。
- 9
蓋をして冷蔵庫で一晩以上漬けます。漬けはじめて数時間くらいで一度様子を見て、被るくらいまで醤油を足してください。
- 10
漬け終わったら昆布を捨て、小さめのタッパーに分けて入れて、冷凍庫で保管します。
- 11
解凍は冷蔵庫で一晩~一日弱。
解凍後はできれば数日で食べきってください。 - 12
【補足/蛇足】手順1~4について、イメージがつかない方も居るかもしれないので、私がやってることを追記します。
- 13
筋子1キロ(3本)の例
- 14
少し熱めのお湯(60℃弱だと楽らしいのですが、用意が面倒なときは蛇口から出るお湯だいたい41℃)をボウルに入れ、
- 15
その中に筋子を入れて開き、軽くこそぐとポロポロとイクラが取れます。残った皮はポイ。3本ほぐすのに10分強。
- 16
ボウルには、血のかたまり、皮のかけら、まだ筋のついているいくらが入っているので、まずはイクラについているゴミを除きます。
- 17
ゴミは軽いので、ボウルいっぱいに水を張ると浮いてきます。イクラが白くなりますが塩水で色は戻るので、まだ水道水でOK
- 18
下からも浮いてくるように斜めにクルクルとボウルの中のイクラを回します。イクラ付着ゴミはヒラヒラ舞うので見つけて取ります。
- 19
浮いているゴミだけ流れるよう気をつけながら水の一部を捨て、足し、回し、付着物を見つけ、と何度も繰り返します。
- 20
ちなみにこのボウルは小さめでやりにくいです。イクラと水面が離れているほうが、ゴミを流すときにうっかりイクラも、が防げます
- 21
ボウルからこぼれたイクラを戻せるように、流し台や排水口の蓋・水受け皿を(食器用洗剤などで)洗っておくのをオススメします。
- 22
付着物が見当たらなくなる頃には、何となく白濁していた水が透明になってきます。だいたい30分くらい。
- 23
クルクル回してゴミを浮かせては水を流して、足して、を繰り返して、イクラの間に入り込んでいるゴミを除きます。
- 24
回しても回しても白い薄いのが浮いてきます。イクラ潰れてる?と不安になりますが大丈夫。この程度で潰れるものは痛みかけです。
- 25
クルクルでゴミが浮かなくなったら、下からひっくり返すようにイクラを混ぜます。また沢山ゴミが出てくるので以下略。
- 26
ゴミを浮かせては流すのを30分くらいやると、下からひっくり返しても出てこなくなります。完了判定は妥協しないほうが吉。
- 27
ちなみに、手順22までは「ゴミ探し」手順24~26は「イクラ磨き」といった感覚です。
- 28
ボウルに水を張ったら塩を入れ、混ぜて溶かします。塩分濃度は海水以下。味付けでないので雑でOK。大さじ山盛り1くらい。
- 29
比重が変わったので白いのが浮いてきます。手順25の塩水バージョンです。水道水で頑張っておくと塩水は3~4回で済みます。
- 30
水足して塩足して混ぜても白いのが浮いてこなかったら、塩分濃度を海水に近くします。が味付けでないので雑でもOK。色戻しです
- 31
この程度に色が戻っていれば、水切っている間に鮮やかになります。どのみち醤油に漬け込みますし……。
- 32
水切り中に三角コーナーや水受け皿、流し台を洗っておくと、キッチンが磯臭くなるのを防げます。
- 33
もちろん、水切り後のザルやボウル、小分け後の昆布や容器も、早々に片付けるのが吉。
- 34
ショウガは標準でこれくらいを皮剝いて下ろします。筋子1キロだと、後味にほんのり香るくらい。
お好みで増量してください。 - 35
シーズン終わり(10月下旬~)のほうがイクラがしっかりしていてほぐしたり洗ったりするのが楽です。初心者向き。プチプチ食感
- 36
口に入れたら溶けるような柔らかい食感が好きな方は9月下旬とかの早い筋子を使ってください。ただし潰れやすいです。
- 37
小分けにして冷凍すれば、アニサキスは死ぬので大丈夫です。
コツ・ポイント
どれだけきれいにするかで臭みが変わります。
生姜の量も大事です。最初は多すぎ?と思うくらいで良いと思います。
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