柿の葉寿司(炙りしめ鯖)

華水多羅四郎
華水多羅四郎 @cook_40054234

いにしへの奈良の大和の柿の葉寿司、家で作って食ひまくるかな。
このレシピの生い立ち
見た目も味も市販品と同等以上でなければ家で作る意味がないと思っている。中心の葉脈を揃え、予め折り目をつけて畳んでおくのは私のオリジナル。炙った魚とご飯を合わせて柿の葉で包む店は珍しくないようだが、魚とご飯を一緒に炙るのも私のオリジナル。

柿の葉寿司(炙りしめ鯖)

いにしへの奈良の大和の柿の葉寿司、家で作って食ひまくるかな。
このレシピの生い立ち
見た目も味も市販品と同等以上でなければ家で作る意味がないと思っている。中心の葉脈を揃え、予め折り目をつけて畳んでおくのは私のオリジナル。炙った魚とご飯を合わせて柿の葉で包む店は珍しくないようだが、魚とご飯を一緒に炙るのも私のオリジナル。

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材料

12個分
  1. ご飯 1合ぶん
  2. すしのこ 大さじ2~2.5
  3. しめさば 半身
  4. 柿の葉(最も広いところで幅10㎝~10.5㎝くらいの大きなもの) 12枚

作り方

  1. 1

    柿の葉を採集する。できるだけ大きくて幅が広いものを選ぶこと。綺麗に洗って、水分を拭き取る。

  2. 2

    葉の根本に近い太いところ数センチを綿棒でつぶす。

  3. 3

    葉を左右から中心に向けて折り、麺棒を軽く転がして、折り目をつける。

  4. 4

    12枚折れたら、ラップにくるんでおく。

  5. 5

    しめさばをそぐように12枚の切り身をとる。残ったしっぽに近い部分も、小さく切って、大きな切り身と組み合わせて使いきる。

  6. 6

    ご飯一合を炊き、すしのこを混ぜて冷ましたものを12等分し、ラップに載せた鯖の切り身の上に載せる。

  7. 7

    鯖とご飯をラップの上から握る。

  8. 8

    ラップをとってお皿に並べる。炙らない場合は、そのまま11の工程にうつる。炙る場合は9へ。

  9. 9

    バーナーで皮目をしっかり炙る。ご飯まで少し焦げる感じに。

  10. 10

    炙ったところ。殺菌の効果も期待。

  11. 11

    折り目をつけて畳んでおいた柿の葉に寿司をのせ、きちんと包む。中心の葉脈が揃って美しく並ぶように。

  12. 12

    お弁当箱などにきっちりと詰める。もし空間が開いてしまったら、何か詰める。写真ではキッチンペーパーの芯を利用。

  13. 13

    こちらは、博多稚加榮の辛子明太子のお弁当箱につめたところ。一合のご飯で作った寿司12個がぴったり入る。

  14. 14

    上からしっかり押して、蓋をする。半日常温でねかせて、出来上がり。

  15. 15

    美味しいです。

コツ・ポイント

柿の葉はできるだけ大きいものを選ぶこと。清潔第一。ラップで握って、できるだけ素手で触らないように気をつける。

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華水多羅四郎
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食文化とくに世紀転換期~20C半ばの米国の食が専門。英語(と多少の仏語)は当たり前だが、周りに、伊、中、西、葡、独、露などの専門家や、朝鮮語・アイヌ語を含む多様言語のエキスパートが多くいてくれるのが、料理研究上の最大の強み。嫌いな言葉は素人さんの「試行錯誤」。それ最低20回対照実験繰り返した人の言葉(苦笑)。そして日本の料理サイトで野放しの素人レシピ泥棒の意識の低さ、面の厚さに辟易としている。
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