①混ぜ、捏ね
②一次発酵
③分割、ベンチタイム
④成形、二次発酵
⑤焼成
所要時間：2時間ほど

まとまってくるまで、手でよく捏ねる(5～10分ほど)。

バターを加えて練り込み、更によく捏ねる。
力を込めてしっかり捏ねることでグルテンが形成され膨らむので、しっかり！

★バターの替わりにオリーブオイルを使ってもOK。
その場合は、混ざりやすいように捏ねる前に塩と一緒のタイミングで加える。

★EVオリーブオイルだとクセが強くなるのでピュアオイルを使う。
★フワフワさはほんの少しの差で
バター＞オリーブオイル。

表面が滑らかになり、生地の一部を伸ばして膜のように伸びればOK。膜のように伸びず、すぐちぎれてしまうなら、捏ね不足。

表面がピンと張るよう丸め、生地の端を１ヶ所でギュッとつまんで閉じる。
小籠包を作るときみたいにギュッと。

★生地の端をギュッと閉じ、閉じ目を下にして置く理由。
発生したガスがそこから抜け出てしまい膨らみが悪くなるのを防ぐため。

生地に、指を軽く刺してみる。
その穴が開いたままなら発酵完了。
生地に押し戻されて穴が閉じてしまうならもう少し。

★ガス抜きでは、
発酵によって出来た炭酸ガスの大きな気泡を潰し、細かい気泡に分散させる事で、滑らかなパンにする。

★ベンチタイムをとる理由。
弾力が強くなり伸ばしにくくなった生地を休ませることで、弾力が弱まり成形しやすくなる。

★急いでいるならベンチタイムは省略してOK。
成形して二次発酵へ行っちゃって！

★乾燥した生地は膨らみにくくなるので、乾燥予防は重要。

★分割や成形するとき、打ち粉(強力粉)を使うなら少量で。
打ち粉が多いと固いパンになる。

再びガス抜きをし、丸め直す(成形)。
具材を生地に練り込むならここで行う。
チーズ、ベーコン、ナッツ、ドライフルーツ等

★ドライフルーツやナッツは、ぬるま湯に少し浸けてから使う。それらが生地の水分を吸ってパンがパサパサしないようにするため。

生地にまんべんなく具材を練り込むのではなく、具材を中に包む場合も、このタイミングで。

★二次発酵
成形することにより抜けてしまったガスを、もういちど生地の中に発生させ、ふっくらしたパンを焼くために行う。

★過発酵すると気泡が粗くなり、膨らみが悪く、生地がだれて、ふんわりしたパンにならない。固いパンになる。

オーブン予熱開始。

茶漉しで強力粉をパラパラと振りかける(無くてもOK)。
オーブン200℃で8～10分ほど焼く。

★焼きすぎると水分が抜けて固くなるので、高温で短時間で焼く。
程よい色が付けばオーブンから取り出す。

1～2日で食べる分は常温、すぐに食べない分は冷凍する。

★アレンジ
生地を捏ねるときに、クミンシードを大さじ1くらい混ぜる。
香り高い爽やかなパンになりますよ♪

【フォカッチャ】
工程②の塩と同時に、バターの替わりにオリーブオイル大さじ1を加えてよく捏ね、以後はそのままの工程で。

お好みのトッピングを。
岩塩、クレソル、オリーブ、粉チーズ、バジル、パセリ、ローズマリーを茎からちぎり表面に。

同じ生地のアレンジで、
くるみとシナモンシュガーのパンもどうでしょう♪
レシピID20027752