捨てないで!自宅で熟成「蔵囲昆布だし」

「昆布」は梅酒やワイン 生ハムと同じです!長期保存で熟成して「蔵囲」という、高級だし昆布になります!
このレシピの生い立ち
手間は、かかりませんが、自宅で「蔵囲い昆布」という、熟成昆布を作ってみました。上品な香りと味になります!とっておきの料理にお使い下さい。出し殻も、佃煮で頂きましょう。
作り方
- 1
真昆布 羅臼 利尻…
だし昆布用の物を買いましょう!切り落としや、形の悪いB級品でもいいです。 - 2
乾物屋さんで「蔵囲」表記されているものは、もう2年以上寝かせた高級品です。もう美味しいですから、安い物を買いましょう!
- 3
買ってきたら、ビニールパッケージから取り出して、紙で軽く包み、素麺が入っていた木箱や、和菓子の紙箱に入れましょう。
- 4
箱に、購入した日付を記入する事をお忘れなく!
- 5
後は、日の当たらない涼しい場所に置いておくだけ! 湿気ないように。虫は、滅多にはつきませんが注意して(笑)!
- 6
2年以上寝かせれば、寝かせるだけ、昆布臭 磯臭さが抜けて、上品な香りと味になります!とろみも出なくなります!
- 7
使い方は、普通のだし昆布と同じ扱いで大丈夫です。しっかり煮出しても、とろみやえぐみは出なくなります!
- 8
ワインではありませんが、赤ちゃんが生まれた時や、結婚した時に、「蔵囲」をスタートしてみては?
- 9
お子様の成人や、結婚記念日に、この「蔵囲」昆布で出汁を取って、料理してみたらいかがでしょう。出し殻は、佃煮にね!
- 10
ちなみに、写真の昆布は「30年物」。薄い琥珀色した、上品な出汁が取れます。これと鰹節で、料亭の味に!
コツ・ポイント
別にコツはありません。
キッチンから、去年の使い残しなど、古い昆布が出てきたら、すぐ捨ててしまう人がいますが…
かえって熟成されて美味しくなってるんです!
絶対捨てないでね(笑) ただし… 煮干しや干し椎茸は酸化して駄目になります!