スポンジケーキ(ジェノワーズ)

パサつかず、しっとりとした口どけの良い食感を目指しております。
クリスマスや誕生日など、手作りケーキのお役に立てれば。
このレシピの生い立ち
クリスマスや誕生日ケーキを、ママや子供が楽しげにデコレーションするのが我が家の定番。
せっかくなら味も美味しくと、凝り性なパパが こだわり始めたのがきっかけです(笑)。
スポンジケーキ(ジェノワーズ)
パサつかず、しっとりとした口どけの良い食感を目指しております。
クリスマスや誕生日など、手作りケーキのお役に立てれば。
このレシピの生い立ち
クリスマスや誕生日ケーキを、ママや子供が楽しげにデコレーションするのが我が家の定番。
せっかくなら味も美味しくと、凝り性なパパが こだわり始めたのがきっかけです(笑)。
作り方
- 1
《準備1》
泡立ちを良くする為、卵を常温に戻しておきます。
使用する1~2時間前には、冷蔵庫から出しておきましょう - 2
《準備2》
溶かしたバター(分量外)をハケで型の内側に塗り、側面と型底にクッキングペーパーを貼り付けときます。 - 3
《計量》
初めに、卵黄と卵白の比率が「黄2対3白」となる卵液を作ります。
まずは卵黄のみの重さを量りましょう - 4
卵黄が最低でも70gになるよう白身と分けながら1ヶづつ割って行きます。
70~85gくらいの範囲ならOKです - 5
今回は70gとなりましたので、そこへ1.5倍(105g)の卵白を加えます。
これで全卵175gの卵液が出来ました - 6
粉の量を、先程の卵液の量から割り出します。
卵液(175)×0.6なので105gの粉が必要となります - 7
計った粉は必ずふるいましょう。
20cmくらいの高さから3~4回は繰り返し、たくさん空気を含ませフワフワに仕上げます - 8
砂糖はしっとり感を出す為グラニュー糖ではなく上白糖を使います。
卵液×0.55で、今回は96gです。 - 9
水飴です。扱いづらいけどしっとり感を出す為必要です。卵液×0.15で26g。後で混ぜやすいよう湯煎して柔らかくしときます
- 10
最後に、湯煎出来るボール等に、先にバターを計ります。
卵液×0.18で32g必要です。 - 11
続いてそこへ牛乳(卵液×0.2=35g)を加えます。合わせて67gになれば良いわけです。
以上で材料の計量は終わりました - 12
《準備3》
湯煎用の湯を沸かします。沸騰前に火を止め70℃程度に保ちます。先程の牛乳や水飴を軽く温めておくと良いでしょう - 13
《オーブン》
全ての計量を終えたらオーブンの予熱を開始します。
温度は170~180℃くらいかな。(170℃で焼く場合) - 14
《泡立て》
泡立て器で卵をほぐします。
そこへ砂糖を2~3回に分け入れ手早く混ぜます。
水飴も加え、よく混ぜ合わせます - 15
砂糖は卵の水分をあっと言う間に奪い取るので、停滞なく素早く行います。
絶えずかき混ぜ続けながら、砂糖をしっかり溶かします - 16
砂糖が完全に溶けたら湯煎に掛けます。
40℃くらい(ぬる目のお風呂)になるまでかき混ぜながら、卵液を温めます - 17
温まったら一旦湯煎から外し、泡立て器でしっかり泡立てます。
その際は牛乳を湯煎に戻しバターを溶かしておくのを忘れずに - 18
白くもったりしてきたら泡立て器で卵液を掬いながらヒラヒラと落とし泡立ち具合を確かめます。立て過ぎたら元には戻りませんので
- 19
固さはリボン状に数秒描けると言う奴ですが、カン頼りです。
焼いてみて判断するしかないけど、固すぎよりかは柔めが無難かな - 20
《生地作り》
粉混ぜ作業に移ります。
立て終えた卵液に粉をふるいながら半分ほど加えヘラでざっくり切るように混ぜ合わせます - 21
残りの粉も加えたら、ボールを回転させながらヘラを側面に沿わすよう切り込み、掬い上げた泡を中央に重ねるように混ぜ込みます
- 22
側面を数度繰り返したら中央部分にも切り込みを入れ混ぜ合わせます。
粉が見えなくなるよう、何度も重ね合わせるような感じです - 23
粉が完全に見えなくなるまで混ぜ続けます。
しっかり立てた泡なら簡単にはつぶれません。多少こねても気にせずしっかり混ぜます - 24
最後に牛乳とバターを混ぜます。バターはちゃんと溶けてる(熱すぎて分離させてはダメ)でしょうか。溶けてないと混ざりませんよ
- 25
先ずは生地を大さじ2~3杯掬い取り、牛乳の中に加え良く混ぜます。
牛乳、バター、生地が溶け合うまでしっかりかき混ぜます - 26
次にそれを生地に戻します。
ただドボドボと注ぐのではなく、まんべんなく行き渡るようヘラ伝いに回し掛けるようにします - 27
そしてまた粉混ぜの要領で生地としっかり合わせます。ここでしっかり混ぜ合わせないとバターが沈み生地が二層となってしまいます
- 28
これで生地の完成です。生地は休ませてはいけません。素早く型に流し込み、一気に焼き上げてしまいましょう
- 29
《オーブン》
型に生地を流し込んだら型を持ち上げ、3回ほどストンと落とし、生地の中の粗い気泡を抜いてあげます - 30
余熱されたオーブンに型を入れ焼きます。うちは170℃で30分~34分です。30分前後で焼き上がるくらいがベストのようです
- 31
《仕上げ》
焼き上がりの目安は生地がパンパンに膨らみ、ある程度持続され下がり始める瞬間。
ここで竹串を刺し確認を取ります - 32
半生状態の生地が付着してこなければOKです。
膨らみ途中ではオーブンの扉を開いてはいけませんよ。急速に萎んだりしますので - 33
オーブンから型を取り出し20cmくらいの高さから1度だけストンと落とします。
気泡内の熱い空気を抜き焼き縮みを防ぎます。 - 34
続いてスポンジの密度を均等にする為、上下逆さまにし網の上にひっくり返します。型はすぐに外しますがペーパーはつけたままです
- 35
《完成》
粗熱が取れたらジプロックなどて乾燥せぬよう密封。一晩寝かします。
焼きたてより甘味も馴染み、しっとりします - 36
《ポイント》
・卵液は必ず温めた状態で立てる。
温めた方が泡立ちが良く気泡も細かくなるからです。 - 37
・泡立ては高速で一気に立てない。
一見滑らかなクリーム状に見えて実は気泡が粗く、膨らみは良いが縮みも激しくなったりします - 38
・砂糖をむやみに減らさない。
砂糖は卵の粘度を上げ、気泡の幕を強くする働きがあります。
スポンジの高さにも影響が出ます - 39
・粉はしっかり混ぜる。
粉は膨らんだ気泡を支える骨格の役目があります。
ちゃんと混ざってないと、その役目を果たせません - 40
・バターもしっかり混ぜる。
グルテンを押さえる役目があります。
比重が重いので、ちゃんと混ぜないと下に沈んでしまいます - 41
・バターと牛乳を温め過ぎない。
バターが分離する程熱っしてはいけません。
気泡を潰してしまうので、軽く溶ける程度です - 42
・焼き上がりを見極める 1
焼けたと思っても2~3分早く取り出すだけで、スポンジ高さが斜めに偏ったりします。 - 43
・焼き上がりを見極める 2
パンパンに膨らんでから若干下がる瞬間を見逃してはいけません。
見逃すと焼きすぎてパサつきます - 44
・オーブン温度
早く膨らみ過ぎても遅くても均等には焼けません。
30分で焼けるよう調整してます。
余熱温度でも差がでます - 45
・スムーズな作業
卵が泡だってから焼き上げまで時間を掛けないことです。
生地は時間の経過と共に変化します。
コツ・ポイント
卵の泡立て方で全ての良し悪しが決まると感じてます。
私は手立てですが、ミキサーでも一定時間を掛けてゆっくり立ててみて下さい。
粉混ぜも重要です。
気泡の潰れやグルテンなど気にせず、しっかり混ぜた方が失敗しません。勿論、程々ではありますが
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