大量のおでんを保温鍋で。主役はコンニャク

★大作です★友人と「おでんパーティー」。でも「具は1個づつ」は悲しい。「好きな具は複数食べて良いよ」を実現しましょう!
このレシピの生い立ち
保温鍋製のおでんが旨いのは知ってました。が、それも5〜6人前が限界。10人前実現には「鍋の体積が足りない」(笑)
そこで「ダシ食材」と「時間をかけて加温したい食材」から開始→最終日に練り物。と作り方を工夫→「コンニャク主役のおでん」が爆誕!
大量のおでんを保温鍋で。主役はコンニャク
★大作です★友人と「おでんパーティー」。でも「具は1個づつ」は悲しい。「好きな具は複数食べて良いよ」を実現しましょう!
このレシピの生い立ち
保温鍋製のおでんが旨いのは知ってました。が、それも5〜6人前が限界。10人前実現には「鍋の体積が足りない」(笑)
そこで「ダシ食材」と「時間をかけて加温したい食材」から開始→最終日に練り物。と作り方を工夫→「コンニャク主役のおでん」が爆誕!
作り方
- 1
土曜日の夜に、おでんパーティーをするならば、仕込み開始は…
火曜日の夜!です!
4日炊いたコンニャク。が一番人気ですよ! - 2
大きめの鍋にお湯を沸かし、牛すじ肉を全部入れます。茹で時間の目安は15分ほど。良いスジなら2度茹では不要ですよ。
- 3
その間に、コンニャクの仕込みを開始。大量に用意します。
目安は板こんにゃく、7枚!(から) - 4
写真のように三角形4つにに切り分けます。この時、短い辺のうち「エッジが立つ」面ができることに注意を払ってください。
- 5
こんなふうに、並べます。エッジが立つ面を、鍋底に置くのがおススメ。安定性が良いのです。
- 6
次に、こう並べて…
- 7
並んだ…と思ってから、まだ、周囲の隙間にも……このように
- 8
最後はここまで詰め込んで…板こんにゃく7枚が、みっちりと収まりました。(牛すじを「上に乗せる」のは、鍋底に焦げ付くから)
- 9
昆布は、利尻…では無く、分厚すぎない日高昆布がおすすめ。出汁を摂るだけでなく、カンピョウで巻いて、おでんの具にしますよ♪
- 10
水を注いで、火をつけて。
ひたひたのトコロへ、茹でた牛すじを並べて…日本酒を目分量。100ccくらい注ぎます。 - 11
昆布をかぶせたのは単なる趣味。ともあれ弱火でゆっくり温度を上げ、グラグラ来たら、保温。就寝前と、起床直後には、再加熱。
- 12
★水曜日の夜★
(約)24時間保温調理の後、昆布と、牛すじを取り出します。お汁も、コンニャクヒタヒタまで汲み出し。 - 13
24時間炊いたコトで、コンニャク、縮んでます。こんなふうに、少し詰めて、空間を開けるのがオススメ。(大根を詰めますよ)
- 14
昆布と牛すじはタッパーに入れて、冷蔵庫でお休みです。
出汁の容器は鍋でもOK。「一時退避」ですので。 - 15
大根の皮を剥きます。
売り物じゃないので、ピーラーで、縦に剥いてもいいじゃないか(笑)
の、図。(皮は捨てずに保存) - 16
こんな具合に輪切りにします。鍋の隙間がどれくらいかによりますが、まずは10輪切り作って、コンニャクの上に並べて行きますよ
- 17
コンニャクを動かして開けた隙間、そして上に、切り足しながらぎっしり。
汁に沈めたいので、「太い大根」は…不向きなのです。 - 18
汲み出しておいたお出汁を戻し、ココで初めて「味付け」。味醂をお玉に軽く一杯。醤油を香りつけに少量」あとは少しづつ「塩」を
- 19
※味付けについて※
最終日に「練りもの」から塩分が出ます。なので、思いっきり「塩味薄め」で。感覚的に「半分弱」で止めます - 20
★木曜日の夜★
保温鍋を再加熱しつつ、お湯を沸かし、「茹で卵」の用意を開始します。大根の色も、こんな感じに。 - 21
沸騰したお湯に、室温に戻した玉子を「そーーっと」沈めます。
冷えてたら写真のようにヒビが!。お酢を注いでフォローして♪ - 22
12分間を目安に固茹でにした玉子を。流水でしっかり冷やします。冷やすのは5分間くらい。そして、殻を剥きます。
- 23
タッパーに、大根、全部、取り出します。太い大根だと、こういう風に並べることも出来ず…
やっぱり少し細めの大根ですねぇ… - 24
玉子をコンニャクの上に並べます。アレ?14〜16個くらいイケそうですね。玉子好きさんが多そうなら茹で足してギチギチまで♪
- 25
我が家ではコンニャク人気がすごいので、今日も昨日も隙間が有ればコンニャクを増量してます。ともあれ、水を足してでも満水に。
- 26
ぐらぐらするまでは強火でも、最後は「弱火でも、ぐらぐら」を待って、保温外鍋に入れます。材料が中まで加熱された印ですね。
- 27
大根の大型タッパーが冷蔵庫のスペースを取りますが、土曜日の朝には、これだけのスペースが必要。計画的に空けて行きましょう♪
- 28
★金曜日の夜★(保温調理でも、毎日2、3度、再沸騰させてます)熱々の状態で玉子を取り除きます。冷めたらジプロックに。
- 29
お湯を沸かして、厚揚げをくぐらせ、油抜きをします。大量に厚揚げを加えますので、この手順は、ほぼ必須。(厚揚げの形は三角)
- 30
鍋の底には相変わらず「こんにゃくギッシリ」。その上に厚揚げをギッシリ詰めて、約18時間の保温調理開始。です。
- 31
★土曜日の昼ごろ★仕上げの仕込みを開始します。まず、カンピョウを水で戻しておいて。。
- 32
大根入りタッパー(大)を冷蔵庫から取り出して、大根には大型ジップバッグに避難していただきましょう。→(冷蔵庫へ)
- 33
熱々に再加熱してから、すべての厚揚げを大型タッパーに移します。(写真は保温調理12時間。もう少し「滲み滲み」がベター
- 34
さらに、大型タッパーには、入る限り、ギリギリまで、鍋のお汁を汲み出します。冷ましてから冷蔵庫へ。(こんにゃくはまだ鍋底に
- 35
写真のように「練り物」をみっちり詰めたら「水」を注いで加熱。かなり膨らむので「満水」にするのは加熱開始から約30分後?
- 36
水曜日の夜に取り出した昆布。がんばって折り畳んで、カンピョウで縛ります。これがしたいので「薄い日高昆布」を採用しています
- 37
モチ巾着を作ります。包丁で、寿司揚げの一辺に切り込みを入れて、奥まで刃で探って袋状に。
- 38
中に入れるモチは、かなり小さめ。丸餅でも角餅でも、写真くらいのサイズに切って、袋に入れて、カンピョウで結ぶ。
- 39
モチ巾着は、好きな人が限られるかも。需要が多ければ作り足す覚悟で、もっと少なめの仕込みでも良いかな?
- 40
大阪の「花くじら」で知った「ネギ袋」。オトナの8割は好きな味ですよ。写真のようにして、およそ半分の深さまで詰めて。。
- 41
同じようにカンピョウで結んで、ジップバッグに入れておきます。(余ったら自家消費する覚悟で、多めの仕込みがお薦め)
- 42
春菊は、太い茎を取り除いて、丁寧に水洗い。写真のような長さに切り揃え、葉の根元、先を上手にミックスして、カンピョウで。
- 43
オトナ1人に最低1つは欲しいですね。どっさり作って、ジップバッグに詰めて冷蔵庫へ。
- 44
★追加ダシ作り★。結んだ昆布を全部、約2リットル(以上)の水に沈め沸かします。水曜日に取っておいた「大根の皮」も全部投入
- 45
湧いたら、鰹節を投入するか、カツオ系のだしパックを浮かべて、軽く煮出します。
- 46
結んだ昆布は取り出して、夜まで冷蔵庫で保管。
鰹節と、大根の皮を濾し取ったら「追加用のダシ」完成です。冷やして夜まで。 - 47
※最後の仕込み「牛すじ串」作り※
牛すじは冷えたまま、まな板にぶちまけてカット。薄いトコは縫うように「上手に」串刺しに。 - 48
★宴会開始45分前★大鍋にタネをみっちり。金曜日に取っておいた汁と、保温鍋の汁をブレンドして注ぎ、鍋を加熱!
- 49
★カンピョウで結んだもの★
「無加熱」で別盛りにします。
おでん鍋から取った汁をたっぷり張った小鍋(写真奥)で・・・ - 50
食べる直前に、加熱。モチ巾着は10分以上。
ネギ袋は約5分。
春菊は1分。
それぞれ弱火で炊きます。美味いですよ♪ - 51
※追加用のおでんダネ※
コンニャクは半分くらいをタッパーに移して冷蔵。保温なべの開いたスペースに大根、卵、厚揚げを追加。 - 52
※追加用おでんダネ・2※保温鍋に、金曜日の汁と、追加ダシを注ぎ、ひたひたに。加熱し、保温。大鍋への補充に使います。
- 53
★追加ダシについて★
基本、味付けはしません。練り物からの塩分で賄います、が、足りなければ、最後に大鍋で調味を。
コツ・ポイント
最終日を除き日々の作業時間は30〜45分。日常の家事と同時進行も可能なので、慌てず一歩ずつ進めましょ。
就寝前と起床直後に毎日再加熱。この手間だけは省かずに。
「お品書き」には是非「コンニャクがイチオシ」→全員食う→感動→人気ネタ→大喜び♪
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