【冷蔵発酵】虚無の折り込みパン

クロワッサンにしてみたい生地が、ちゃんと使えるかというテスト用のパン。バターを犠牲にするリスクを負わずに実験できる。
このレシピの生い立ち
練習したいけど、バター入れてばっかりいると色々大変な事になるので、バターなしで生地の様子を確かめるために作った。生地の硬さはクロワッサンなので、他の折り込みパンに出来るか怪しいのは承知の上。
【冷蔵発酵】虚無の折り込みパン
クロワッサンにしてみたい生地が、ちゃんと使えるかというテスト用のパン。バターを犠牲にするリスクを負わずに実験できる。
このレシピの生い立ち
練習したいけど、バター入れてばっかりいると色々大変な事になるので、バターなしで生地の様子を確かめるために作った。生地の硬さはクロワッサンなので、他の折り込みパンに出来るか怪しいのは承知の上。
作り方
- 1
◆注意点
バターを入れなくてもバターが入ってるつもりで作業するパン。どこまで検証するかしっかり予定を立ててから作る。 - 2
好みのクロワッサン・デニッシュ生地のレシピを探すか、自分で作ったレシピを用意する。
- 3
デトランプのみを作るので、基本的にバターシートは不要だが、折り込み大丈夫そうならすぐ折り込みに切り替える場合は用意する。
- 4
レシピに従ってデトランプの生地をこね、折り込み直前までの作業を済ませておく。
- 5
バターを包む手順を元のレシピに忠実に行う。ここでは粉チーズを振っているが、何もなくてもいい。
- 6
逆にバターよりも柔らかいものは入れない方がいいと思う。かなりやりにくくなる。もしやれても、チョコ入りシート位かも。
- 7
三つ折り1回または四つ折り1回を行うため、生地を伸ばしていく。
- 8
◆注意点
バターシートを入れない分、生地量が少ない。厚みを指定しているレシピの場合、元の数値より薄く伸ばしておく。 - 9
1回目の折り込みが終わったら、元のレシピに忠実な手順で生地を冷やす。
- 10
ここで折り込み出来る生地と判断したらやめてもいいし、完全にやり抜くなら最後の折り込みまで手順通りやる。
- 11
気が済むまで織り込んだら、冷蔵庫や冷凍庫で生地を休ませてから成形。今回は冷凍庫で休ませた。
- 12
成形前に生地を休ませる間に、具材を用意しておく。
- 13
折り込みを3回やった生地はかなり伸びにくい。バター入りの生地と全く変わらない伸ばしにくさを実感できる。
- 14
厚さ5~7mm程度に延びたら、生地を縦長に置く。端の3cm位を残して具を広げる。
- 15
デトランプの配合のため、生地はつまんでもとじられない。水やチーズなど、何かノリになるものを使って留める。
- 16
固さがあるので、十分冷えた生地なら包丁でスパッと切れる。逆に糸で切れるかは不明。
- 17
蓋をして焼く場合、生地は発酵前後でぎゅっと上から押さえつける事。はみ出してはいけない。蓋をしない場合はどうでもいい。
- 18
油を塗った型に入れる。オーブンの発酵機能で40度50~60分。生地が2倍になるまで。生地が冷たいので時間がかかる。
- 19
バターが入っていないので、発酵温度は普通のロールパンと同じでOK。
- 20
写真のパンは蓋をして焼いたので、200度に予熱したオーブンで13分焼いた。
- 21
折り込み回数を多くすると、捏ねなくてもしっかりグルテンが出る。
- 22
断面図。押しあんパン状態なので、みっちりしている。
- 23
裏面。ほんのりうっすら渦が見える。
- 24
手で押す前の生地の断面図。言われてみれば層状になってるような気もするし、気のせいって気もする雰囲気。
コツ・ポイント
最大でクロワッサン並みに手間がかかるが、出来上がるのは具入りのロールパン。あくまでクロワッサン量産が難しい状況向けで、バターシートを折り込む方がより練習になるのは言うまでもない。それを承知で作らないと、徒労感がすごいので要注意。
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