フィンランドのシナモンロール

フィンランドのティータイムの定番は、コルヴァプースティ。アメリカのシナモンロールよりも甘さ控えめ、スパイスが香ります。
このレシピの生い立ち
フィンランドの家庭で教わったものをもとに書き起こしました。どの家でも作るくらい定番の菓子パンで、焼き立てが最高。教えてくれた方は、たくさん焼いて冷凍します。
生地のカルダモンの香りがよいので、カルダモン好きの方はたっぷり入れて。
フィンランドのシナモンロール
フィンランドのティータイムの定番は、コルヴァプースティ。アメリカのシナモンロールよりも甘さ控えめ、スパイスが香ります。
このレシピの生い立ち
フィンランドの家庭で教わったものをもとに書き起こしました。どの家でも作るくらい定番の菓子パンで、焼き立てが最高。教えてくれた方は、たくさん焼いて冷凍します。
生地のカルダモンの香りがよいので、カルダモン好きの方はたっぷり入れて。
作り方
- 1
ボウルにドライイーストと砂糖を入れ、牛乳を40度程度に温めて加える。泡がたってくるまで、10分程度おいておく。
- 2
1に卵、カルダモンパウダー、塩を加え、バターも溶かして加える。
- 3
薄力粉と強力粉をあわせ、少しずつ2に加えてまぜる。初めは泡立て器かスプーンを使い、扱いづらくなってきたら手を使う。
- 4
しばらく捏ねて、ボウルのふちにくっつかなくなってきたらこねあがり。べちゃべちゃするようだったら小麦粉を追加する。
- 5
生地をひとまとまりにし、布巾をかけて暖かいところで発酵させる。体積が2倍に膨らむまで、30~1時間ほど。
- 6
その間にフィリングの用意をしておく。バターは常温でやわらかくしておき、シナモンと砂糖は混ぜ合わせておく。
- 7
発酵が完了したら、打粉をふった台に5をのせ、ガスを抜くようにして何度かこねる。
- 8
生地を麺棒でのばし30cm四方の正方形に広げる。バターを全面に塗り、シナモン砂糖を全体に散らす(写真は倍量のため長方形)
- 9
手前から生地を丸めていく。生地を少し引っ張るようにしながら巻くと、ゆるみがなく巻ける。
- 10
上から見て台形になるように、斜めにカットする。上辺2cm、下辺4cm目安。写真参照。
- 11
短い辺が上になるように置き直して、上から指で強く押してつぶす。押さえが弱いと、膨らんで形が崩れるので、しっかりと。
- 12
天板にオーブンシートを敷いて並べ、布をかぶせ、暖かい場所で15分ほど発酵させる。オーブンを220度に予熱する。
- 13
溶き卵を全体に満遍なく塗って、てっぺんにパールシュガーを飾り(なければ省略)、オーブンで10~15分ほど焼く。
- 14
ひっくり返して底を叩き、しっかり焼けて硬い音がしたら焼き上がり。焼き色が強い場合は温度を200度に下げるとよい。
- 15
冷まして粗熱がとれたら完成。コーヒーまたは牛乳とどうぞ。
コツ・ポイント
小麦粉の分量は、目安程度に考えて適宜調整してください。強力粉と薄力粉の割合は適当で大丈夫。
整形後の押えるのは、ぐっと強めに。弱いと後ではじけます。
卵液は満遍なく塗る。
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