【余り物消費】発酵種パイ

イーストが入るパンメーカーのパイのイメージで作ったパイ生地。発酵は取らない。四つ折り三回64層のサクサクパイ。
このレシピの生い立ち
ライ麦とヨーグルトで継ぎ足した発酵種が余ったので、消費用に作った。説明に書いたとおり、メーカー製のパイはイーストや発酵風味料入りをよく見るので、それがヒントになっている。
21/5/29 生地が発酵した場合の対処を追記。
【余り物消費】発酵種パイ
イーストが入るパンメーカーのパイのイメージで作ったパイ生地。発酵は取らない。四つ折り三回64層のサクサクパイ。
このレシピの生い立ち
ライ麦とヨーグルトで継ぎ足した発酵種が余ったので、消費用に作った。説明に書いたとおり、メーカー製のパイはイーストや発酵風味料入りをよく見るので、それがヒントになっている。
21/5/29 生地が発酵した場合の対処を追記。
作り方
- 1
◆液体の測り方
量が少ないので、ml(体積)で測ると誤差が無視できない大きさになる。液体も重さで測る事で誤差をなくす。 - 2
粉類・発酵種・塩をボウルに入れ、冷水(夏は氷で冷やす)を注ぐ。最初はゴムベラで混ぜ、まとまってきたら手で捏ねる。
- 3
粉っぽい所がなくなったらラップに包み、冷蔵庫で30分休ませる。夏は冷凍庫で50〜60分。十分冷えたらすぐ折り込み準備。
- 4
■失敗例
発酵種の量にもよるが、冷凍1時間、さらに冷蔵12時間以上経った生地は発酵した。朝→夜でも危ないかも。 - 5
対処は可能なので、ここで生地を発酵させてしまった場合はレシピの後半へ。
- 6
冷蔵庫から出したてのバターを5mm厚位に切り、ラップの上で分量外の薄力粉をまぶす。
- 7
バターをラップに挟み、麺棒をぐっと押し付けて潰す。バターが潰れたら、厚さ1cmの7cm角に整えて冷蔵庫で30分冷やす。
- 8
打ち粉をたっぷり振った滑りのいい台に生地を置き、包丁で十字に切り込みを入れる。切り込みを手で四方に広げる。
- 9
麺棒でバターより一回り大きく生地を伸ばす。中央にバターをのせ、空気が入らないように包む。
- 10
綴じ目はつまんでしっかりくっつける。
- 11
麺棒を生地に押し付けて、2つの生地を密着させて馴染ませる。最初は麺棒を転がさず、ぐっと押し付けるように伸ばす。
- 12
全体を押し延ばしたら生地を裏返し、転がして伸ばす。伸ばす時は麺棒を押し付ける→転がして平らにならすと伸びやすい。
- 13
伸ばすうちに斜めに歪んだら、麺棒を生地に対して斜めにかけたり、麺棒で横から押して直す。
- 14
時々生地の表裏を返しながら、3倍位の長さに伸ばす。この生地量だと、縦が35cm弱の長さ。5分以内に伸ばせるのが理想。
- 15
台に張り付くと生地が破れる。麺棒を当てた時に、生地が上下にするする動く位がちょうどいい感じ。打ち粉は時々追加する。
- 16
伸ばした生地の上を1/4、下を3/4折る。逆でもいい。
- 17
さらに真ん中で生地を折って、四つ折りにする。麺棒を生地に押し付けて馴染ませる。
- 18
折り込み作業中は、生地についた余分な打ち粉は刷毛で綺麗に払っておく。くっついたままだと仕上がりが悪くなるため。
- 19
休ませた生地の向きを90度変えて置き直し、生地の表裏に薄く打ち粉をまぶす。3倍位の長さに伸ばす。もう一度四つ折りする。
- 20
生地を冷凍庫で休ませる。夏は1時間。冬は30分。生地を押した時、固いけど強く押したら一応へこむ位まで冷やす。
- 21
室温が25度以上など、すぐに生地がだれる時期は、折り込み1回ごとに生地を冷やす。
- 22
夏場、こまめな温度管理を行う時は赤外線温度計があると非常に便利。台と接する部分からどんどん生地が温まるので注意。
- 23
◆生地が伸びにくいと感じた時
気付いたら即冷凍庫で20~30分冷やす。冷やし過ぎた時は冷蔵庫で5~10分追加で冷やす。 - 24
生地を3倍位の長さに伸ばし、生地の上を1/4、下を3/4折る。
- 25
折り込みで伸ばす時の厚みの目安は5mm~1cm未満程度。目安の長さに伸ばしていれば大体クリアできるが、参考用に記載。
- 26
折り込みが完了した生地は、冷蔵庫で30分位冷やし(夏は冷凍庫)、グルテンが落ち着いて伸ばしやすくなってから使う。
- 27
使う時の厚さ(3mm〜5mm)に伸ばして保存すると、すぐに使えて便利。保存は冷蔵なら2〜3日、冷凍なら2週間~1ヶ月位。
- 28
生地が輪になった方向にはやや伸ばしにくい。使う厚みに伸ばす時は、厚みが1cm〜5mmに伸ばした頃に包丁で輪を切ると楽。
- 29
本来は薄くする前に切るが、厚いうちに切ると生地がずれて四隅に層の縞模様が出る事がある。切るのは生地を休ませる前でもOK。
- 30
■夏の対策
生地を伸ばすのし台を保冷剤で冷やす。金属バット+保冷剤に水を入れると、さらに良く冷える。 - 31
■焼き方
写真のミニベーコンチーズパイは、220度で18分焼いた。サクサク。発酵しないので、焼き時間の目安はパイ基準。 - 32
■余談
バターの層は折り込み回数が増えるにつれて薄くなる。バターが少ない生地で回数を増やし過ぎると、生地に練り込まれる。 - 33
つまり層が消えてしまうので、層は増やせばいいというものではないそうだ。
- 34
冷凍保存した生地の歪みの修正や伸ばす作業は、解凍して伸ばせる硬さになってから。でないと割れる。
- 35
なお、もしこの生地を発酵すると、成形後の発酵に28度4時間以上かかる。中身は揚げパン状態。色々な点でお勧めしない。
- 36
■失敗の挽回
冷やす時に発酵したらパンにする。発酵の影響を考慮して、折り込み回数は四つ折り2回か三つ折り3回に変更。 - 37
パイにする事は不可能ではないが、パイほどたくさんの回数を折り込むのがつらい。四つ折り2回+二つ折り1回で限界。
- 38
無理矢理パイにした図。左が64層で右が32層。バリバリのライ麦パイ。パイにしては歯ごたえがすごすぎて、発酵する方がいい。
- 39
発酵は28度で120~150分位を見込む。室温でやる場合は、乾燥しないように霧吹き後、ビニールをかける。
- 40
ぷっくり2倍に膨らみ、層に割れ目が出来たら、溶き卵を塗る。240度に予熱したオーブンを220度にして12~14分焼く。
- 41
断面図は32層にしたクロワッサン。ちなみに、詳しいコツはリンク先のレシピを参考に。
ID:782428 - 42
レシピが冗長なので、パンとして仕立て直す部分の解説は別レシピとして独立するかもしれない。
コツ・ポイント
レシピでは細挽きライ麦粉とヨーグルトを1:1で入れた種を作っているが、小麦粉100%でも何でも、その辺はお好みで。ただし生地のゆるさを見ながら決めないといけないので、水は様子を見ながら入れるといい。バターの量は好みで増量。
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