厚揚げの家常豆腐(カーチャントウフ)

味覚温知
味覚温知 @cook_40353048

家常豆腐は、広東語でカーチャントウフと言います。本来は、豆腐を油で揚げて作りますが、厚揚げを使えば、簡単に作れます。

このレシピの生い立ち
 この料理は、もともとは四川料理でしたが、現在では、中国でも、地方により家庭により様々なバリエションがあります。
 日本では、保育園や幼稚園、小学校、中学校などの給食で、人気料理になっています。味噌、醤油、砂糖の味付けが主流のようです。

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材料

3~4人分
  1. ~主材料~
  2.   厚揚げ   2枚(360g)
  3. ~副材料~
  4.   ニンジン(短冊切り)   30g 
  5.   ピーマン(乱切り)   2個
  6.   きくらげ(乾燥)   3g
  7. ~香味野菜~
  8.   にんにく(みじん切り)   2かけ
  9.   ショウガ(みじん切り)   1かけ
  10.   長ネギ(みじん切り)   約20cm
  11. ~調味液~  
  12.   醤油   大さじ2 
  13.   塩   小さじ1/2
  14.   砂糖   小さじ1/2
  15.   鶏ガラキスの素   小さじ1
  16.   鰹節   1スモールパック(2g)
  17.   水   150ml
  18. 水溶き片栗粉 大さじ1 + 水 大さじ1
  19. 食用油 大さじ3
  20. 唐辛子粉 適量

作り方

  1. 1

    キクラゲは、水で戻しておきます(約10分)。

  2. 2

    鰹節は、パックを指で揉んで細かくします。
     

  3. 3

    厚揚げを縦半分に切って、更に厚さを半分に切り、それを三等分して、斜めに包丁を入れると、三角形の形になります。

  4. 4

    フライパンに食用油を引き、厚揚げの白い面を下にして炒めます。揚げ色がついたら、フライパンから引き揚げておきます。

  5. 5

    調味液の材料を全て器に入れ、調味液を作ります。鶏ガラエキスのグルタミン酸、鰹節のイノシン酸の相乗効果で旨味を増します。

  6. 6

    フライパンに、ニンジン、ピーマンとキクラゲを加えて炒め、4の厚揚げを戻し入れます。

  7. 7

    フライパンに、香味野菜と調味液を入れて攪拌し、蓋をして3分間強火で加熱します。

  8. 8

    火を止めて、水溶き片栗粉を入れたら、再び強火で炒め合わます。

  9. 9

    水気がほぼなくなったら、器に盛りつけます。唐辛子粉を振ると、ピリっとアクセントの効いた味になります。

  10. 10

    *豚肉(バラ肉や豚コマ)や豚挽肉を炒めて入れたものも一般的です。このレシピは、最も簡単でベーシックな作り方にしました。

  11. 11

    *本レシピは醤油味ですが、味付けには、豆板醤味のほか、塩、味噌、オイスターソース、酢等、さまざまに味付けされています。

  12. 12

    *このレシピは、水溶き片栗粉が鍋底に残った調味液を材料にまとわせます。水を200mlにすると、トロミのある家常豆腐に!

コツ・ポイント

 この料理は、炒めた後、7のように、煮込んで厚揚げに旨味を吸わせるのがポイントです。
 厚揚げの外側はカリっと、中はふんわりとした食感が、何とも言えず美味です。
 家庭料理なので、ありあわせの食材で、彩り良く仕上がるようにすればOkay。 

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レシピ作者

味覚温知
味覚温知 @cook_40353048
に公開
 「味覚温知」の名前の通り、「食」を通じて「温故知新」ができればと願っています。 料理作りは、「時短」や「簡単」を追ってシンプルな美味しさを求めるのも、ひとつの行き方です。しかし、徹底的に逆の行き方をして、店の味を超えようとすることも、面白いのではないでしょうか!どちらの行き方にしても、他の事をする時と同様、楽しみながら料理して、日々快活に過ごしていきたいものです。
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