両方のレシピだけ最初に見たら長くてぞっとしますよね。
嫌にならないようにレシピの流れだけ最初に簡単に記載します。

流れは【卵白を泡立てる】→【粉類と卵白を混ぜる】→【マカロナージュする】→【天板に絞る】→【乾燥させる】→【焼く】です。

マカロンへの成功は【コツ/慣れ】と【自分のオーブンの熟知】です。
2つのレシピを読めば必ず何かが見えます。

【材料の用意】
前もって《サラサラの卵白》を用意する。
《卵白》をボールに割ってホイッパーで『卵白のコシ』をよく切ります

(8)をする事によって、割りたての時よりも『サラサラの状態』になるはずです。

(9)を《2～3日》お部屋に放置する。
更に『サラサラの状態』になります。
夏場不潔に感じる場合は『冷蔵保存』して下さい

マカロンを作るまでの日数が1週間以内の場合は…
『冷凍保存』はしなくて大丈夫です。
*(10)の状態で保存して下さい。

マカロンをいつ作るか分からない場合や、余った卵白をストックしていく場合は…
(10)の後『冷凍保存』して下さい。

そしてマカロンを作成する前日に『お部屋』に移動しておく。
*夏場不潔に感じる場合は『冷蔵保存』して下さい。

《(11)又は(13)の卵白》を『冷蔵保存』された方は…
最低でも『マカロンを作成する数時間前』に冷蔵庫から出しておく

もしまだ『まだらな濃度』がある様でしたら、ホイッパーを立てて『卵白のコシ』をよく切って下さい。
*薄～い餡の様な状態は◎

【注意して下さい】
小さなお菓子ですが『メレンゲの状態』は重要です。
*《2014/08/10》の日記にも記載しています

弱いメレンゲの場合は…
*焼成時に膨らむ力が弱くなり、トップが凹んだり皺になる。
*中心が飴化して食感が悪くなる。

(26)は『ヘラで切る』と『ボールの底から大きく混ぜる』を繰り返して捏ねない様にサックリ混ぜます。

(26)を『マカロナージュ』する。
マカロナージュに関しては《2015/01/29と02/14》の日記にも記載しています

『マカロナージュ』もマカロンを作る大切なポイントの1つです。
多数のシェフが色々な《マカロナージュ》を推奨しています

まずは『ベストな状態の生地』を文章と画像からイメージして把握して下さい。
*文章も画像も下手ですが頑張って下さい^^;;

【ベストな生地の見た目】
*2日目の冷えたカレーの様な濃厚でドロ～っとした状態
*最初よりも『光沢』も出てきます。

(35)で『早い速度』で流れるのは『マカロナージュやり過ぎ』です。
*全卵を泡立てた時の様なリボン状ではやり過ぎです。

(40)は生地に光沢も無くザラついています。
立体感も有り過ぎです。
ザラつき立体感は好みもありますが、極端はダメです

(40)は『正しいマカロナージュの80%位の状態』です。
*トップのひび割れに繋がる事がある
*空洞化の原因の1つ

【マカロナージュやり過ぎの状態】
画像はありませんが、やり過ぎは1番やってはいけない事です。

生地を絞ったしりから『生地がどんどん地図のように広がってペタンコになる状態』はマカロナージュのやり過ぎです。

この場合も《工程(25)》と同様…
*焼成時に膨らむ力が弱くなりトップが凹んだり皺になる
*中心が飴化して食感が悪くなる

出来上がりのマカロンの『空洞化の原因』の1つでもあります。
絶対注意しなくてはいけません。

以上《工程(34)～(46)》の状態をイメージを頭に入れて『マカロナージュ』を行って下さい。

そして『マカロナージュ』をしながら、《工程(35)》の様に時々『ヘラで生地をすくって』生地の状態をチェックして下さい。

ベストが近づいて来たら…
2～3回マカロナージュする度に『ヘラで生地をすくって』くれぐれもやり過ぎない様に注意して下さい

マカロナージュ不足は何とかなります。
しかしマカロナージュやり過ぎはどうしようもありません。
慣れるまでは控えめに…

『マカロナージュの見極め』は慣れだけです。
慣れるまで《(50)～(53)》のやり方をお奨めします。

【注意して下さい】
(53)の作業をする時は…
ボールにラップを必ずして下さい。
僅かな時間でも生地が乾燥してしまいます

ここで生地が柔らかくて中々同じ大きさに絞れない方が案外多いです。
私の周りでもここで嫌になってしまう人がいました><

(59)より細めの《直径5～8mm》の口金をつけて絞れば、初めての方でも比較的やりやすいと思います。
【実験済】

【絞る時の注意点】
必ず絞り袋を水平に…
利き手で絞って片手は添えて水平を保ちます。
斜めでは楕円形になってしまいます

【生地の乾燥】
《(62)で絞った生地》を何も被せず乾燥する。
ここからも見極めがとても大事です。

②指でそっと触れても左右に動かしても、明らかに生地が付いて来ない感じがする。
③触れた感触がサラサラしている。

【注意して下さい】
乾燥をし過ぎると…
*空洞が出来やすい。
*食感が固くなる。
etc.失敗の原因になります。

【乾燥時間の目安】
『湿度と温度』『元の生地の状態』によって変わります。
*1枚目よりも2枚目の方が若干乾燥が早いです。

【春夏/湿度の高い季節の乾燥】
湿度にもよりますが…
『ベストな状態(67)(68))』になるまで1時間～が多いです。

湿度が非常に高く中々乾かない時は…
エアコンをつけてお部屋で『ドライヤーの冷風』を全体に万遍なくあてたりして下さい。

本来マカロン作りは『高湿度』の状態にはむきません。
ビジュアル食感共々難易度が高くなります。

【秋冬/湿度の低い季節の乾燥】
湿度にもよりますが…
『ベストな状態(67)(68))』になる迄25分～1時間が多いです

逆に『乾燥し過ぎ』に注意なければいけません。
シートに絞ってから《約25分》で一度チェックして下さい。

特にエアコンやファンヒーターがよくきいたお部屋では…
《25分》経過後《約5分毎》にチェックして下さい。

【焼成】
予めオーブンを《160℃》に設定し、予熱終了後《15分～》空運転しておく。
*予熱終了直ぐは温度が低いです。

《庫内温度》だけが全てではなく、各自のオーブンの熱伝道やパワーにも関係しますが、1つの目安にして頂ければ良いかと思います

『オーブンの扉を開ける時間』も各自のオーブンによります。
*急激に温度が下がり易いオーブンの場合は開けない方が良いです

急激な温度の低下は…
《工程(25)(45)》同様…
焼き上がりにトップが凹んだり皺が出来たり中心が飴化し易いです。

稀なケースですが…
焼成時に生地から出る水蒸気により『庫内の湿度』が上がってしまう熱循環のオーブンがあります。

これはトップの皺に繋がります。
いつも皺が出来る様でしたら、逆に低温にしてから時々扉をサッと開閉して蒸気を逃がして下さい

【補足】
熱い天板の上で『最終の熱を入れるイメージ』で放置して下さい。

オーブンシート使用の場合は焼き立ての時点では、シートから綺麗に剥がれません。
*簡単に剥がれる様でしたら『焼き過ぎ』です

慣れてくると…
焼き上がりの時点で庫内のオーブンシートの裏を見て『マカロンの底のシートごしの状態』で焼成状態が分かります

ベタっとくっついて中々外れないのは…
私がアップしている生地では『生焼け気味』です
⇒《2015/3/21》日記参照

その日の生地のデキや湿度etc.色々な要素がありますが、次回より『焼成温度/時間』工夫して下さい。
⇒工程(224)参照

最初はバタバタしてしまう物です。
時間はかかりますが『乾燥から焼成まで』一連の流れを経験して色々な事もチェック出来ます。

【チェック項目】
①トップが割れずに焼けるか？
②ピエは出来るか？
③空洞の有無(最初は空洞が有っても仕方ありません)

④トップが凹んだり皺になったりしないか？
⑤生焼や焼き過ぎではないか？
⑤庫内の場所によって避けた方が良い場所がないか？

①②に関してはもう少し乾燥時間を長くして下さい。
*原因はそれだけではありませんが、とりあえずの応急処置で…

③に関しては《工程(189)》より記載していますが、初めての場合はまず慣れて形にして下さい。
楽しむ事が1番の上達です♡

④に関しては《工程(25)(45)(86)～(88)》に記載してますが、焼成に関して《工程(86)～(88)》に注意を…

⑤に関しては『130℃での焼成時間』で調整をして下さい。
どれも原因は他にもありますが、まずはこれらが出来れば立派過です

(109)の画像は『下火ガードの紙の厚さ』を変えて《空洞防止》もチェックしています。

私の新しいオーブンが家に来た際の『焼成実験』について《2014/04/06と同年04/10》の日記に記載しています。

『出来る範囲の注意点やベスト』が見つかったら《生地シート1枚分》絞って『乾燥～焼成』まで行う。

(89)でマカロンを丁寧にシートから外したら《お好きなガナッシュ/クリーム》を挟む。

絞り袋に入れた際にフィリングが固い場合は…
放置しながら少しずつ様子を見て下さい。
急ぐ場合は『ぬるめの湯煎』でも◎です

(121)のフィリングの分量は…
窪み分少なく見えますが実際は(119)とほぼ同じ量です。
画像はID17747678使用

そして『24～36時間』すると、しっとりと口溶けのよいマカロンになります。
又、フィリングの増減に自由がききます。

又(126)と同じビジュアルにすると『沢山のフィリング』が挟めます。
*『水分含有量の少ないフィリング』にはお奨めです。

逆に『水分含有量の多いフィリング』や『温度の高い季節に柔らかくなってしまうフィリング』は(121)(127)が良いです。

【注意点】
『水分含有の多いガナッシュやコンフィチュール』を大量に挟むとトップまで柔らかくなってしまう事があります。

フィリングは生地作りや焼成と同じ位に大事です。
《(119)(126)》も《(120)～》もそれぞれの良さがあります。

*その日の焼成の状態
*挟むフィリング
*出来上がりの理想の食感
によって臨機応変に選んで頂いたら良いと思います。

(133)又は(135)を『常温又は冷蔵保存』する。
『常温/冷蔵』は季節やフィリングの種類によって変わります。

『常温保存』の方がマカロンにフィリングが馴染み内部がしっとり同化されるのが早いです。
大体『24～36時間』で馴染みます

私は冬場の場合、大体のフィリングは『常温保存』しています。
そして良い食感になったらそのまま食べたり『冷凍保存』してます

『冷蔵保存』の場合は…
*チョコレート系ガナッシュ⇒48時間～
*水分含有量高のフィリング⇒36～48時間
が食べ頃です

『正しい焼成と保存』が出来たマカロンは、この時点で食べない分は『冷凍保存』して下さい。

『マカロンの日持ち』はフィリングの種類にもよりますが…
『フィリングを挟む事により』グッと短くなる物もあります。

しかし冷凍保存をすれば結構日持ちします。
ベストな状態で冷凍する事によって、食感etc.いい状態で保たれます。

日持ちがするフィリングでも『水分含有量高』の場合は、水分が全体に移り過ぎてトップまで柔らかくなり過ぎてしまう事もあります

冷凍保存をする事によって『良い状態の現状維持』を保つ事も出来ます。

また『飴化や固いetc.デキが納得いかないマカロン』は一旦冷凍保存をする事によって、様々な粗が少しでも軽減します。

急ぐ場合は『いきなり常温で解凍』でも大丈夫です^^
私結構それで食べてます(汗)

プレゼントの場合も宅急便などで送る場合は…
『解凍の仕方/食べ頃』を記載して『クール冷凍宅急便』で送ることが多いです。

【補足】
飾りなど特別なケース以外は、マカロンに何も挟まず放置しない様にして下さい。

正しいタイミングでのフィリングONや保存によって『マカロンの様々な粗や失敗』がより改善されます。
お味食感が全然違います

【皆さんからの質問】
レシピはここまでですが、少しでもヒントやイメージになる様に、私の経験と知識の範囲で追記していきます

この原因は『分かり難いコック(絞り)の偏り』や『オーブンの熱伝導の癖』もありますが、『乾燥の偏り』が1番多いです。

『エアコンの風の循環』は想定外の場所が強くなったりする事もあります。
なるべく影響の無さそうな場所で乾燥させて下さい。

どうしても『直接風が当たる場所』では…
*時々シートの向きを変えて下さい。

オーブン庫内のいつも同じ場所だけピエが偏る場合は…
その場所を避けて焼成する様にして下さい。

【乾燥時間によるピエと形状の違いについて】
*《同じ生地/同じ焼成時間》で説明します。

以下はどれも『東京7月末/多湿/晴天』で、クーラーの風か良く当たる場所で乾燥させました。
雨の日はまた変わります。

『様々な影響をもたらす乾燥時間の大切さ』が分かります。
又、乾燥時間で『好きなビジュアル』をコントロールする事も出来ます

それと同時に
*正しい乾燥とピエとトップの形状…
*それに絡む空洞…
各々の相互関係やメカニズムが正直に出てます。

【ピエが横に出るのが嫌だ。縦に出したい】
これはあくまでも好みの問題で、皆さん憧れや理想がありますよね^^

ピエの形状と高さは…
『最初の卵白を泡立てる時点からマカロナージュ/乾燥/オーブン温度/シートetc.』全てが絡みます。

ピエが横に出るマカロンが私は結構可愛くて大好きです^^
これは*《粉類の含有量etc.配合の違い》もとても関係します。

『とても高さのあるピエ』が好みの方もいらっしゃいますが…
『高さのあるピエ＝空洞出現』になりがちです。

1つ言えることは『ピエが横に出ているマカロン』が沢山高い値段で売られてます。

マカロンのビジュアルについては《2012/06/16》の日記にも記載しています。
私が伝えたい事なので是非読んで下さい。

【均一の大きさに絞るのはどうしたらよいのか？】
とても原始的なやり方ですが…（笑)

間隔をあけて『実際に1枚の天板(オーブンシート)』に絞りたいマカロンの数だけの円を書きます。

そして《(184)の紙の上》にオーブンシートを敷きます
*半透明のオーブンシートの場合はシートの下に円が透けて見えます

生地を絞る時は必ず絞り袋を水平に持って『円の中心の上1～2cm位の高さ』で絞って下さい。

絞られた生地はマカロナージュの度合いにもよりますが、多少円より外に広がります。
そして『丁度良い大きさの円』になります

【焼成トラブル/空洞について】
焼き上がったマカロンのパッと見は綺麗なのに、中に『空洞』ができてしまう…
何故か？

『空洞』は凄く沢山の方の悩みだと思います。
中々空洞無のマカロンが1発で出来る事はありません。

皆さんの1番の原因は『オーブンの下火が強い事』だと思います。
しかしこれってどうしようもないですよね><

新聞紙の他にも『ファッション誌の表紙の様な厚手の紙』を重ねる。
『ダンボールを切った物etc.』でも出来ます。

私はTOSHIBA《ER-A9》と《ER-LD530》使用です。
《A9⇒中断で敷紙無》で普通に空洞無く焼けます。

しかし《LD530⇒厚さ3mmの段ボール使用/下段で天板逆さにして使用》です。
⇒《工程(203)(219)》参照

各自のオーブンによって変わるので、面倒ですが色々やってみて下さい。
ちなみに私のお友達は《新聞紙3枚》が丁度いいそうです

そして注意して頂きたいのは…
何か敷くのは『ピエが出来る迄』が一般的です。
*例外のオーブンもあります。
私も例外です。

この生地の空洞は『ピエが出来る最初の2～5分』で一緒に出来やすいです。

『オーブンによって空洞は勿論それ以外にも下火の強さが邪魔になる方』は…
最後まで何かを敷いて下さい。

私の独断と偏見ですが…
原因の1つに『正しくないマカロナージュの度合い』もある様な気がします。
やり過ぎも足りないのも×

対処法の2つめは…
各自のオーブンの『熱風の循環』をよく把握して『なるべく下火を遠ざける場所での焼成』をして下さい。

『天板の場所をピエが出来たら移動したりetc.』色々試してみて下さい。
オーブンの焼成ベストを見つける様に頑張って下さい

『空洞etc.私が思う事』や焼成トラブルに対する『対処法や応急処置』は《2015/03/21》の日記に記載しています。

【焼成トラブル/焼色について】
この理由もオーブンの熱伝導や熱のパワーなのでどうしようもないです><

一部分の焼色が気になる場合は…
途中で天板の向きを変えたりするのも良いですが、その場所を避けて焼成する方が無難です。

全体の焼色が気になる場合は…
『130℃焼成の工程
⇒焼き色が付かない温度に変える』
が1番手っ取り早いです。

しかし焼色のみを追求すると…
今度は『低温が理由の他の焼成トラブル』が発生しやすいので、焼成時間etc.工夫して下さい。

(211)については《工程(214)～》を参考にして下さい。
ほぼ同じ様な理由と感覚です。

【焼成トラブル/表面がパリパリ】
原因①⇒ピエが高く空洞も出来ている場合…
乾燥のし過ぎです。

原因②
熱風が強すぎる。
⇒焼成温度を《10℃～》低くして焼成時間を調節して下さい

原因①と②が複合している場合もあります。

『焼成温度』については…
下げるタイミングを《ピエが出来てから/最初から/最後10分etc》色々実験してみて下さい。

私は《LD530》においては『焼成温度⇒全て10℃下げ⇒150℃/120℃』にしています。

熱風や熱伝導のパワーが非常に強いので、色々と工夫しています。

オーブンの種類は違っても『空洞etc.』色々なヒントになったり感覚をつかむヒントになったら嬉しいです^^

【焼成トラブル/外がパリパリで中がねっちょり】
原因①
高湿日にエアコンやドライヤーで表面だけ無理やり過度に乾燥させてる

『湿度の高い日』は避けて『湿度の低い日』にマカロンを作る。
これが1番です。

原因②
《工程(214)》と同じ理由です。
《工程(214)～(220)》を参考に色々と工夫してみて下さい。

【焼成トラブル/外は理想でも中がネッチョリ生焼け】
こちらについては…
焼成後、庫内予熱で生地に熱を入れるのが1番◎です

通常通り焼成して頂いて、焼成終了後『1～5分』庫内に放置して下さい。
こちらも各自のオーブンのベストを見つけて下さい。

『余熱』と言ってもバカになりません。
《工程(89)～(98)》を頭に入れて、必ず『1～2分毎』で様子を見て下さい。

余熱でも結構すぐに熱が入ってしまい『焼き過ぎ』の状態になる事があります。
また『忘れて放置』にも注意して下さい。

マカロンは単体の味よりフィリングと同化した味を楽しむ物です。
ですから是非失敗マカロンも美味しくして下さい。

【焼成トラブル/トップの割れ】
原因①
乾燥不足
『乾燥によって作る表面の膜がちゃんと出来ていない為』に表面が割れます

*(230)については《工程(67～)(157～)(170～)》参照
原因②
マカロナージュの不足又は足りない。

原因③
稀なケースですが…
オーブンの予熱不足
*上からの熱が弱い為に『トップを焼き押さえる力』が不足しています。

原因④
材料に余計な物が入っている。
《純粉砂糖(コーンスターチ入は難易度高)》《純アーモンドプードル》か確認して下さい

トップのひび割れについては《2015/03/09》の日記にも詳しく記載しています。
よろしかった目を通してみて下さい。

【焼成トラブル/生地の飴化】
大きな原因
①メレンゲのパワー不足
②マカロナージュのやり過ぎ
③庫内温度が急激に下がる

④的確でない焼成温度と時間
*《2015/02/22》日記参照
*他にも細かい原因はありますが、この4つが1番多いかと…

*(235)については《工程(22～)(34～)(86～)》参照
*《2014/8/10と2015/2/22》日記参照

【焼成トラブル/トップの皺】
大きな原因
《工程(87)/(235～237)》と同様
*《2014/08/10》日記参照

【焼成トラブル/ピエが出来ない】
大きな原因
*乾燥不足
⇒《工程(157～)(168～)》参照

稀な原因
*乾燥過多
乾燥し過ぎて『焼成時の空気が抜ける場所(ピエの出来る場所)』を塞いでる
⇒《工程(157～)》参照

【焼成トラブル/焼成後にシートからマカロンが剥がれない】
これは内部の焼成不足が多いです。
⇒《工程(224)～参照》

本当は《2015/03/21》の日記に記載している様に放置が良いのですが…
急ぐ場合は焦らず丁寧に剥がして下さい。

丁寧にシートを裏返す。
そして霧吹きで《少量の水》をかけて下さい。
そして裏返したまま《5分位》放置します。

(243)が5分経過したら、簡単に水を拭く。
そしてシートを表に丁寧に向けます。

(246)が5分経過したら、簡単に水を拭く。
そしてシートを表に丁寧に向けます。

《工程(189)～/様々なトラブル》についての応急処置と対処法は《2015/03/21》の日記に記載してます
*必見!!

【マカロンの食感について】
『出来上がったマカロンの食感が失敗ではないか？』『中がネチっと歯にくっつくような感じがある』

この2つについてもよく質問を頂きます。
その食感…
たまに売られてる物でも遭遇してガックリ来ますが、良くないです。

この原因は『生焼や糖の飴化(工程224～)(工程234～)参照)』でなければ《卵白》に問題があります。

【卵白の冷凍の必要性】
マカロンだけでなく《卵白》が新鮮すぎると…
その弾力のせいで ネチっとした嫌な食感になり易いです

《予め割って用意しておいた卵白》は…
日時が経過するのと共に『お水に近く粘度も低くサラッと』してきます。

できるだけ1週間以上前に割って保存した『サラサラの状態の卵白』を使用して下さい。
⇒《工程(8)～》参照

私は結構『え～』って思われる位、常温に放置した物を使用しています。
不潔に感じるかもしれませんが、高温焼成の為大丈夫です

【食用色素について】
『食用色素を入れてもマカロンにしっかり色がつかない』と言う質問も時々頂きます。

マカロンに関してのピンク系は…
『理想の色より少し濃い』と思う生地で丁度良い色になる事が殆どです。

ただし…
*焼色が付き易いオーブンかどうか
*使用する色素のブランド
によって多少変わってきます。

【フィリングについて】
翌日全て食べてしまうのなら良いですが…
保存される場合は必ず『熱殺菌された物』を使用して下さい。

特に『高温殺菌のされていない生卵入りバタークリーム』は…
プレゼントや保存には危険です。
*『ガナッシュ系』は大丈夫です

私のバタークリームも高熱殺菌して作るクリームですが、クックには沢山の殺菌された素敵なクリームがアップされてます。

生のまま口に入れる物は気を付けて下さい。
なるべく殺菌された物を使用する様にして下さい。

素人の長いレシピ申し訳ありません。
皆さんのご質問と共にどんどん長くなっていきます。
読んで下さり有難うございます。

これからも何か気付いた事などあれば追記していきます。
印刷された方はご面倒ですが、作られる前にご確認お願いいたします。

2013.02.21につくれぽいただいた『natsumi84さん』へ

素敵なつくれぽ有難うございます。

続く…

2013.01.05につくれぽいただいた『ｙｕ〜ｋａ＊°さん』へ

素敵なつくれぽ有難うございます。

続く…

2013.03.06につくれぽいただいた『新米☆彩ママさん』へ

素敵なつくれぽ有難うございます。

続く…

電車の中で立ちながら掲載をしていたところ誤操作をしてしまい、コメント無しで掲載ボタンに触れてしまいました。

続く…

失礼な事をしてしまい申し訳ありませんでした。

次にコメント書かせて下さいね。

続く...

『ｙｕ〜ｋａ＊°さん』へ

今度はショコラを早速作って下さって有難う^^前回も今回も本当に素敵です★

続く...

特にマカロナージュの加減がとてもよく見たところ空洞も無いと思います。
これからも楽しんで下さい^^
大感激です★

『natsumi84さん』へ

マカロンは面倒なお菓子ですね！
レシピ熟読して下さり一生懸命有難う^^

続く…

見る限り本当に全てが完璧で素晴らしいです！

これができたら立派です。

これからも楽しんで下さいね^^

『新米☆彩ママさん』へ

りぴ有難う♪パッと見は最高なので、後は下火の調整と湿度による乾燥の見極ですね！

続く...

工程(97)から熟読して色々試してみて下さい。
2回目でこれは素晴らしいです^^
私も応援してます。
頑張って下さいね♪

『narimimamaさんへ』

早速頑張って作って下さって有難う♪
《脱生焼》めちゃめちゃ嬉しいです^^

続く...

パッと見も相変わらずとても素敵ですね♪
生焼けと空洞は相反する物ですから、どちらかがうまくいけばどちらかが

続く...

ダメみたいになりがちで、私も随分悩みました
今は多湿で非常に難しい季節ですが是非色々試して頑張って下さい

続く...

乾燥時間と焼成時間、下火調節、本当に後少しです^^
私応援しています!!!

2015.02.01につくれぽいただいた『クックR2W3VDさん』へ

素敵なつくれぽ有難うございます。

続く…

電車の中でタップミスをしてしまい、お返事の文章の途中で掲載してしまいました。
失礼な事をして申し訳ありませんでした。

続きのコメント書かせて下さいね。

乾燥時間はとても大切ですよね^^
本当素敵なマカロンが出来て私も嬉です。
続く

乾燥時間は湿度にもよりますが、是非今回の状態を頭に入れてマカロン楽しんで下さい^^
嬉しいご報告有難う♡

2015.03.14につくれぽいただいた『ナス上ナス子さん』へ

素敵なつくれぽ有難うございます。

続く…

電車の中でタップミスをしてしまい、お返事の文章の途中で掲載してしまいました。
失礼な事をして申し訳ありませんでした。

続きのコメント書かせて下さいね^^
マカロンは中々思うようにいかない厄介な物ですね><
でも数作れば必ずコツが掴めます

見た限りマカロナージュの過多から皺が出来ていると思います。
ヒビも上記と乾燥不足からかと思います。

次回もう少しマカロナージュ控えめで厚めに絞ると良いと思います。又乾燥をもう少し行って下さい。
応援してます^^
有難う♡