ゆず釜(ゆべし)

岐阜県恵那市
岐阜県恵那市 @kenkouena

恵那市笠置町の特産品のゆべしは、ゆずの皮にみそ生地を詰めて干す保存食です。熟成していく様子も楽しみながらつくります。
このレシピの生い立ち
恵那市の笠置山のふもとの地域には、昔からゆずが自生しており、その実を使って作る「ゆず釜」が、里の伝統として受け継がれてきました。
毎年11月には「ゆず祭り」が行われます。

ゆず釜(ゆべし)

恵那市笠置町の特産品のゆべしは、ゆずの皮にみそ生地を詰めて干す保存食です。熟成していく様子も楽しみながらつくります。
このレシピの生い立ち
恵那市の笠置山のふもとの地域には、昔からゆずが自生しており、その実を使って作る「ゆず釜」が、里の伝統として受け継がれてきました。
毎年11月には「ゆず祭り」が行われます。

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材料

10個分
  1. ゆず 10個
  2. 味噌 500g
  3. 砂糖 250g
  4. 小麦粉 250g
  5. A)酒 1カップ
  6. A)みりん 1/2カップ
  7. ごま 1/2カップ
  8. くるみ 10粒

作り方

  1. 1

    ゆずを水洗いし、ゆずの上部を1対9の位置で切り、ふたを作る。

  2. 2

    ゆずの皮を破らないよう中身をくりぬき、ぬるま湯につける。

  3. 3
  4. 4

    ゆずの皮を破らないように丁寧に白い綿をとる。

  5. 5

    しっかり綿をとらないと乾きが悪い。

  6. 6

    ふたの部分も忘れないように綿を取る。

  7. 7

    砂糖と小麦粉を混ぜてふるいにかけてから、A)を入れる。

  8. 8

    その次に味噌とごま、くるみを混ぜ合わせる。

  9. 9

    小麦粉がだまにならないように注意する。

  10. 10

    くりぬいたゆずに⑨で作った味噌を、スプーンの背を使って詰める。

  11. 11

    8分目まで詰める。

  12. 12

    味噌等を詰めたゆずにふたをする。

  13. 13

    60分蒸す。

  14. 14

    ゆずが飴色になるまで蒸す。

  15. 15

    ぬれ布巾につつみ、(熱いので軍手などをして)蒸したゆずから噴き出たみそを詰めなおす。

  16. 16

    ぬれ布巾などで整えてもよい。

  17. 17

    形を整える。

  18. 18

    天日で乾燥させる。(ときどき、形を整えることが大切)
    ※一週間くらいは毎日手をかけること。

  19. 19

    しっかり乾いたら、和紙に包んで乾燥した所につるして保存する。(冷凍保存も可)

コツ・ポイント

ゆずの皮が乾いてくる都度形を整えるとよい。和紙に包む前の1週間くらいは毎日、16~18の作業を繰り返す。
1ヶ月くらい経つと固くなり、食べころになります。
薄くスライスしてお酒のおともに。かまぼこ、クリームチーズなどに合わせても。

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安心で美味しい「食」にあふれる「健幸のまち・えな」を目指し、地産地消と食育に取り組んでいます。「食べるって楽しい!」をモットーに地元で育ったものを使ったレシピ、この地で生まれた伝統食などを紹介していきます。恵那市公式ホームページ http://www.city.ena.lg.jp/恵那市食農ポータルサイト「たべとる」http://tabetoru.com/
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