【江戸の味】柿衣

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干柿を揚げることで、油の旨味が加わり高級な和菓子に早変わり。自然な甘さが広がる、美味しいお茶請けです。
このレシピの生い立ち
文献:『素人庖丁(三篇)』文政三年(1820)

現代版のレシピは東京家政学院大学生活文化博物館様よりご提供頂きました。

【江戸の味】柿衣

干柿を揚げることで、油の旨味が加わり高級な和菓子に早変わり。自然な甘さが広がる、美味しいお茶請けです。
このレシピの生い立ち
文献:『素人庖丁(三篇)』文政三年(1820)

現代版のレシピは東京家政学院大学生活文化博物館様よりご提供頂きました。

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材料

2人分
  1. 干し柿 2個
  2. 甘栗 2〜4個
  3. 小麦粉 小さじ1杯
  4. 小さじ1杯
  5. 揚げ油 適宜

作り方

  1. 1

    干し柿は破かないよう丁寧にヘタと種を取り除き、袋状にする。

  2. 2

    干し柿の中に甘栗を1〜2個入れる。(大きさに合わせて)

  3. 3

    水で溶いた小麦粉をつけてふたをする。

  4. 4

    完全にくっついていなくても大丈夫。

  5. 5

    油を170度に熱し、焦げないよう注意しながら約1分揚げる。

  6. 6

    クッキングシートに取り、冷めてから輪切りにする。

  7. 7

    【元文献の記述】
    是はぎをんぼうの薹の所を切てたねをとり出し袋のごとくひろげ大なる栗の焼たるを一つうどん粉のつなぎに

  8. 8

    【元文献の記述】
    まぶし中へ詰口をよせてうどん粉のつなぎにてとめ胡麻のあぶらにてあげて小口切にし取

  9. 9

    【元文献の記述】
    さかな台引に用ふ 其外大平菓子わんなどにも用ふべし

コツ・ポイント

干柿が大きかったら甘栗は2個、小さめなら1個と、大きさに合わせて栗の数を増減してください。
干柿の糖分がベタつくので、揚げた後はキッチンペーパーではなくクッキングシートに取りましょう。

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クックパッド研究開発部が江戸時代のレシピを掲載していきます。食文化研究部会様 ( http://www.js-foodculture.org )のご協力を頂いています。人文学オープンデータ共同利用センター様もレシピの掲載をして頂いています。TOPのイメージ画像は、国立国会図書館蔵「十二月之内 師走餅つき」「燕々亭・名古屋山三」「よし原十二ヶ月の内. 3 」
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