定番★黒豆煮

海 砂
海 砂 @chorori_shokudou
神奈川@海側

おせちには欠かせないもの。 いろんな作り方はあるけれど、やはりオーソドックスな作り方が一番美味しいと感じるので、私はこの方法で。 (※今回は長野産黒大豆を使用。 大粒の黒豆を使うと、もっと黒々と炊きあがります。)
このレシピの生い立ち
美味しい黒豆が食べたくて、20年近くいろんなレシピを試した結果、この作り方と分量に落ち着きました。

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材料

22㎝のルク鍋一杯分
  1. 黒豆 500g
  2. 重曹 小さじ 1
  3. 三温糖 250g
  4. しょうゆ 大さじ 2
  5. 釘などの鉄製品 少々

作り方

  1. 1

    黒豆はたっぷりの水で洗い、虫食いやスカスカで浮いてきたものは捨てる。 鍋にたっぷりの水と豆を入れ、更に重曹を加えてサッと混ぜ、一晩おく。

  2. 2

    翌朝、重曹の入った漬け汁のままで、火にかける。中火でいったん沸騰させる。すごい勢いで泡が出て、油断すると大噴火となり、コンロが大惨事となるので要注意!!

  3. 3

    沸いたらザルに取って、ゆで汁は捨てる。アクの泡を流したら、鍋をきれいに洗って、たっぷりの真水を入れて、弱火にかけ、コトコトじっくり煮る。途中アクが出てきたらすくって捨て、ゆで汁が少なくなったらお湯を足す。

  4. 4

    指でつまんでつぶせるくらいにやわらかくなったら、ゆで汁を2カップ取り置いて、水にさらす。ゆで汁は一気に捨てるのではなく、チョロチョロと水を流しながら、徐々に冷まして行く。 そのまま30分ほどさらす。

  5. 5

    三温糖と、鉄製品を用意。 私は漬け物用の、↑こんなのを使っています。

  6. 6

    たっぷりの水を入れて、ピタッとフタをでき大きさの紙ぶた(クックパーなどで作る)をする。 真ん中に穴を開けておくこと。 弱火でゆっくりと温度が上がるように炊いていく。

  7. 7

    沸騰したら、砂糖の約1/5程度の三温糖を加える。 その後、30分おきくらいに砂糖を加えていく。砂糖を入れる時、豆が空気に触れないよう、紙ぶたは最小限度しか開けないようにし、手早く行う。(混ぜなくても大丈夫。)

  8. 8

    水分がヒタヒタまで減ったら醤油を加え、再び沸いたら出来上がり。空気に触れると急激に冷えてシワシワになってしまうので、完全に冷めるまで紙ぶたをピッチリしたままにしておく。

  9. 9

    出来れば一晩そのまま寝かせて、じっくり味を含ませたら出来上がり。 ※もし出来れば、翌朝もう一度火を入れて冷ませば、濃厚な味に仕上がります。

  10. 10

    ※私は煮豆はルクルーゼで作ると決めていますが、黒豆の場合は色素沈着のかなり強いダメージがあります。ルク鍋をピカピカなまま使いたいという方は、ルクで黒豆を煮ない方がいいかも知れません。(^^;

  11. 11

    これは2Lサイズの丹波の黒豆使用。一度湯でこぼしても、しっかり黒々と煮上がります。(*^^*)

コツ・ポイント

○砂糖は数回に分けて入れます。一回に大量に入れると、硬くなってしまうので注意!○ゆったりのんびり、決して焦って作らないことです。○私は自家用なので、皮が破れてしまったものも、そのまま一緒に煮てしまいますが、気になる方は取り除いて下さい。 下煮の段階で浮いてきた皮は除きます。 ○煮ている時に水が少なくなったら、必ず「お湯」を足して下さい。水を足すと皮が縮んで破れの原因になってしまいます。

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レシピ作者

海 砂
海 砂 @chorori_shokudou
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神奈川@海側
カイサと申します。「娘に伝えたい我が家の味」中心のレシピを載せています。レシピではちょっぴり塩分控えめの、キミセ醬油のまろやかを愛用。娘たちは独立して長女は千葉、次女は愛知、私は横浜で大きなオジサン猫と甘党の主人と静かに暮らしています。趣味は、 映画鑑賞、手芸、直売所探検など。
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