栗の渋皮煮

生栗をぬるま湯に一晩浸け、鬼皮を柔らかくしておきます。

鬼皮を丁寧に剥きます。栗を傷つけないように丁寧に。手をけがしないように慎重に。

鬼皮を剥いた状態で計量。（８６０g位でした）
砂糖の量の目安にします

剥いた栗を鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れ、重曹を大さじ１入れます。

鍋のお湯を替えます。絶対にざるを使わない。栗が傷つく恐れがあります。栗がこぼれない程度にお湯を捨てます。

お鍋の中にお水を入れます。栗にお水が勢い良く当たらないよう気をつけてゆっくりと。

手が入れられる温度になったら、栗を１つずつ丁寧に取り出し、渋皮を取りながらボールに移します。指のはらで丁寧に。

渋皮を取るチャンスは後３回あるので、無理に取らないこと。栗を丁寧に優しく扱ってください。スジは丁寧に爪楊枝で。

鍋を軽く洗い、栗を１つずつ丁寧に鍋に戻し、４、５、６、７、８の作業を後２回繰り返します。

３回重曹入りで煮た後、お水のみで同じように煮ます。最後の渋皮取り。丁寧に。ここで渋皮が取れず真っ黒の栗は悪い栗です。

鍋を丁寧に洗い、栗をゆっくり鍋に戻します。ひたひた位の水を入れます。

砂糖の１／２の量（225g）を入れます。砂糖の量は鬼皮を剥いた総量の５０〜６０％くらいがいいと思います。

鍋を中火にかけ、くつくつしてきたら弱火にし、キッチンペーパーで落としぶたをし、２０分。

お鍋を冷まします。（２時間位）残りの１／２の砂糖を入れ、１４のように。

やっとできあがりです。１日がかりです。冷めた方が味がしみておいしいですが、瓶詰め保存する場合は熱いうちに。