母から受け継いだ栗の渋皮煮

栗はさっと水で洗います。

鬼皮を剥きます。
30分ほどお湯につけておくと、皮が柔らかくなり剥きやすくなります。

鬼皮を剥いた栗は、乾燥しないように水につけておきます。

お鍋に栗を入れ、たっぷりの水（分量外）、重曹大さじ1/2を入れて火にかけます。（強火で）

ふつふつと沸騰してきたら、火を中火にして15分茹でます。あまりぐつぐつグラグラさせると栗が割れることがあります。

15分経ったら水を入れ替えます。

再びたっぷりの水と重曹大さじ1/2を加えて火にかけます。

沸騰してきたらそこから15分茹でます。
まだまだアクが出てきます。

竹串で刺してみてすーっと通ったら、茹で汁を捨て水にさらします。まだ固いなと思ったら、丁度良い固さになるまで茹でて下さい。

楊枝を使ってひとつひとつ丁寧に渋皮を綺麗にしていきます。黒い筋も取って下さい。渋みが残り、口当たりも悪くなります。

綺麗にした栗は水につけておきます。ここでも乾燥させないようにして下さい。

再び火にかけ5分茹でます。苦みとなる重曹を抜きます。

お鍋に分量の上白糖と水を入れて火にかけます。

上白糖が溶けてふつふつと沸いてきたら、栗を入れます。割れないように丁寧に入れていきます。

弱火〜中火にして火加減を調節したら、落し蓋をして15分ゆっくりと煮ます。

15分後火を止めて、栗が割れてないことを確認します。

お鍋に蓋をして一晩おきます。
冷ましながらシロップが染み込んでいきます。

【翌日】 栗を一旦取り出し、お鍋に残ったシロップを火にかけ沸騰させます。

栗をお鍋に戻し入れ、15分再び静かに煮ます。

粗熱を取って容器に入れたら完成です。