あじの3枚おろし(簡単、初心者でも)

エラを開きます。

エラの後ろ辺りを親指と人差し指でグッと押します。(写真位置)
指を差し込める程エラが大きく開きます。

内臓を取ります。

反対側の手で人差し指と親指をエラに突っ込み、尻尾側に引っ張ります。
エラと内臓が一気に取れます。

取った状態。

お腹〜肛門は千切れて残る事もあるので、指でつまんでかき出します。
ここまで包丁は不要です。

アタマを落とします。

ちょうどV字で細くなってる所で落とします。

お腹側の皮に切れ目を入れます。

腹側から1ミリ位上に切れ込みを入れます。
皮を剥ぐとき用です。

背中側の皮に切れ込みを入れます。

同様に、背中の中心から1ミリ位下の位置の皮に切れ込みを入れます。

皮を剥ぎます。

背中側の切れ込みの角がめくれるのでナナメにめくります。

そのまま尻尾側に剥いで行きます。

新鮮な程剝ぎにくいそうです。

剝ぎ終わった状態。

反対側も同じ様に5-8の手順で剝ぎます。

背骨を中心に3枚におろします。

包丁は赤いラインに入れていきます。

骨の上をなぞるように包丁を進めます。

分かれた身は気にせず、尻尾側の身を押さえて固定しながら半分くらいまで進めます。

後半は押さえる手を分けた後の身に持ち替え、引き続き背骨の上を滑らせながら尻尾の根元まで包丁を進めます。

1枚取れました。

骨の上を滑らす、と言いましたが実際は凸凹しています。
歯が背骨に噛まないよう、水平にすると良いです。

お腹の骨を削ぎます。

青いラインに骨があります。
骨ごと薄く削ぎ取る様に、上から包丁を入れていきます。

削ぎました。

タタキの場合、全ての骨を削ぐ必要は無いです。

同じ様に反対側もおろしました。
3枚におろし終えた状態です。

なめろう、つみれ等の場合は真ん中の身が勿体無いのでスプーンでこそぎ取ります。

2枚は短冊に切っておきます。

たたきならこれの半分くらいの細さに切れば良いのでは。

適当にみじん切りにします。
上から包丁で切っていくと徐々にまな板の上で広がっていくので、時折包丁で中央に集めます。

みじん切りを進めていくと徐々に粘りが出てきます。
なめろうならこの位で止めてもいいと思います。

更にみじん切りに。
つみれにする場合はもうちょっと細かくしても良いかもしれません。お好みで…