冷し きつねうどん(仮)

ヤス@武州川崎
ヤス@武州川崎 @cook_40147074

“本気”と書いて、“マジ”と読む。ほぼ、手打ちうどんの作り方で、今のところ、お揚げと汁はオマケなので、カッコカリです。
このレシピの生い立ち
ボクシングの世界には「左を制する者が、世界を制する」、という格言が有るそうですが、うどん界にも、「きつねを制する者が、うどんを制する」という、・・・言葉は有りませんし、うどん界を制するなんて、大それた事も、考えていません。

冷し きつねうどん(仮)

“本気”と書いて、“マジ”と読む。ほぼ、手打ちうどんの作り方で、今のところ、お揚げと汁はオマケなので、カッコカリです。
このレシピの生い立ち
ボクシングの世界には「左を制する者が、世界を制する」、という格言が有るそうですが、うどん界にも、「きつねを制する者が、うどんを制する」という、・・・言葉は有りませんし、うどん界を制するなんて、大それた事も、考えていません。

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材料

1~2人分
  1. うどん 1~2人前(※)
  2. かえし(数回分/作り易い分量)
  3. 醤油 250㏄
  4. 味醂 100㏄
  5. 50㏄
  6. 砂糖 大さじ4
  7. ダシ(仕上り量250~300㏄程度)
  8. 昆布 5㎝くらい
  9. 鰹節 10g
  10. 煮干し 小1~2本
  11. 500㏄くらい
  12. お揚げ (味付油揚げ)
  13. 油揚げ 2枚
  14. 醤油 大さじ2
  15. 砂糖 大さじ1
  16. 料理酒 大さじ1
  17. 100~120㏄
  18. 薬味
  19. 葱(小口切り) 適量
  20. おろし生姜 適量
  21. うどん(※)
  22. 薄力粉 86.5g
  23. 強力粉 86.5g
  24. 9g
  25. 78㏄
  26. 打粉 適量
  27. 汁(手軽に済ませる場合)
  28. めんつゆ(3倍濃縮) 50㏄
  29. 氷水 75~100㏄

作り方

  1. 1

    メインの具となります、お揚げを作ります。
    油抜きをした油揚げと調味料を合せて、炊いて行きます。(特にダシは加えません)

  2. 2

    廉価版の薄い製品の方が、味が入り易いですが、そこはお好みの油揚げで、構いません。(ただ、厚いと鍋が狭くなります…)

  3. 3

    元々火は通っていますし、良い油揚げの場合はパサパサになっても詰らないので、少し煮ましたら、後は冷まして味を含ませます。

  4. 4

    これでメインの具となります、味付油揚げは、完成です。

  5. 5

    何時もでしたら、次の過程では、麺を茹でて~、となりますが、今回は、珍しくうどんを打ちます。

  6. 6

    中力粉がありませんので、強力粉と薄力粉を半々ずつ混ぜて、篩った物を使用します。

  7. 7

    一般的なうどんの食塩量は4~6%くらいですから、今回は、中間を取って5%、9gで、打ちます。(本来は気温等で変えます)

  8. 8

    分量の水に、塩と溶かします。(塩が溶け易いように、軽く加熱していますが、必須ではありません)

  9. 9

    うどんは、中華麺に比べて加水率が高いので、正直、いい加減にやっても、結構、何とかなりますが、ここは基本に忠実にやります。

  10. 10

    小麦粉の中央を凹ませて、そこに1/3量くらいの食塩水(8)を入れましたら、上から、濡れていない小麦粉を掛けます。

  11. 11

    自分の手に水が付かないように、小麦粉と食塩水を、合せて行きます。

  12. 12

    掌を擦り合せる感じで、小麦粉と水を、徐々に合せて行きます。(だんだんフレーク状になってきます)

  13. 13

    もう、これ以上は纏まらない、と言う感じになりましたら、残りの水を足していき、11と12を繰返します。

  14. 14

    加水率45%ですので、慣れてくれば食塩水は、結構、余ると思いますが、残しても使い道がありませんから、使い切ります。

  15. 15

    一纏りにしましたら、ここから捏ねて行きます。
    後で、足で踏みますから、ここでは小麦粉の白い粉が無くなる程度で、十分です。

  16. 16

    破れ難い厚手のビニールの中に生地を入れて、万遍なく踏んで行きます。(写真は、衣装収納用のビニールを使用しています)

  17. 17

    納得が行くまで存分に踏んで頂いて構いませんが、1セット5~7分、ひたすら踏み続けます。

  18. 18

    踏んで伸びた生地を畳みましたら、再び踏み続けてます。
    多分、動画で観たら、ただのアホにしか見えないと思います…。

  19. 19

    それを3セットすれば十分ですが、余裕があれば10分×3セットか、5分×5セットなら、尚良いと思います。

  20. 20

    生地がツルツルになっていればOKです。後は、丸く成形しましたら、乾燥しないよう、ビニールに入れるなどして、寝かせます。

  21. 21

    この寝かす時間は、最低でも15分、出来れば90~120分、絶対に取って下さい。

  22. 22

    再び、踏みますが、これは生地を成形、加工し易くする為で、なるべく均一の厚さになるように、踏み広げて下さい。

  23. 23

    麺棒は、100均でも売られていますし、無ければ円筒形の木材やパイプ等で代用して、生地を伸ばします。

  24. 24

    そろそろ書くのも疲れてきましたし、最近の冷凍うどんは出来が良いので、手打ちする意義も薄いのですが、とにかく切ります。

  25. 25

    打粉は、安い薄力粉で十分ですので、ケチらずに、使って下さい。
    特に、断面は、くっつき易いので、念入りに粉を打って下さい。

  26. 26

    本来でしたら、かえしとダシを準備します。
    昆布の汚れをとり、煮干しの頭と腸を取り除く訳ですが、疲れました…。

  27. 27

    コンビニのチルド麺や冷食じゃあ、どうしてダメなの? そんな悪魔の囁きが聞こえてきそうですが、もう少しだけ頑張ります。

  28. 28

    と言う訳で、市販のめんつゆを使います。
    もう、これで堪忍して下さい・・・。

  29. 29

    補足
    上分量でダシに使う水の量は、厚削りの鰹節を30分程度煮るのが前提です、普通の削り節でしたら、水は減らして下さい。

  30. 30

    いよいよ最後の苦行、ゆで、の工程に入ります。
    夏場に、沸いた湯を前にして、ひたすら我慢です。

  31. 31

    茹でる湯量の目安ですが、だいたいうどんの10倍、今回の量でしたら、2.5ℓになります。

  32. 32

    ゆっくりと“8”の字をかくように、茹でて行きます。
    何故、“8”なのかは、長いケーブルを扱う電気屋さんに訊いて下さい。

  33. 33

    茹で時間は、太さなどによって異なりますが、注し水をしながら、一般的にイメージするうどんでしたら、20分くらいでしょうか?

  34. 34

    5分もすれば、上辺だけは火が通ります。よく麺類で、生煮えで固いのと、コシがあるのを、混同している人が居ますが、違います!

  35. 35

    また、小麦の香りと粉臭さも、違いますから、注意して、出来上がりを見極めて下さい。

  36. 36

    様子見で1本取り、実際に水で絞めた後に試食してみて、良ければ、取り上げます。

  37. 37

    流水に晒して冷しながら、良く洗って表面のぬめりを取ります。

  38. 38

    やっと、うどんが完成です。
    当り前ですが、食べる直前に、茹でて下さい。

  39. 39

    冷やしきつねうどん一杯に、何過程掛っているのか? このレシピその物が無駄なのではないか? …それは考えない事にします。

  40. 40

    時間は、たっぷりと有ると思いますので、何処か、適当な調理過程の間に、薬味を準備しておいて下さい。

  41. 41

    器に、作りましたうどんを、盛り付けます。
    冷凍うどんを使えば、過程を30以上、省略出来たでしょうね・・・。

  42. 42

    これほど書くのに労を費やしながら、それが報われなかったレシピ。と、後世の歴史家に評されそうです。

  43. 43

    と、前の件は戦艦「扶桑」の評価ですが、うどんの上にお揚げを乗せましたら、薬味の葱とおろし生姜を、添えます。

  44. 44

    冷しですから、めんつゆは、氷水で希釈します。
    汁を張りましたら、やっと完成です。

  45. 45

    いったい、何時になったら、終わるのだろう?と思ったかも知れませんが、これで終わりです。

  46. 46

    漸く登り始めたばかりだからな
    この果てしなく遠い
    うどん坂をよ…

コツ・ポイント

うどんの打ち方だけで、一冊の本が出せるくらいなんですよ、それを少ない文字数で、どうやって書けと言うのですか?

初めは泥鰌うどんかも知れませんが、回数を重ねれば、そこそこ打てる様にはなります。

要は、経験です!

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クックパッドに登録した時は、川崎市在住でしたから“@武州川崎”ですが、現在は沼津市在住です。現在、Cansadoなので、クックパッドにおける活動を、縮小しております。
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