初めてのライ麦(10%)パン

まゆみCOOK
まゆみCOOK @cook_40096094

外バリバリ、中フワフワ♪
ライ麦の風味はあるけど、クセは少ないです。
低温長時間発酵(オーバーナイト法)ではありません。
このレシピの生い立ち
オランダで食べたパンが、ライ麦パンなのにあまりに軽い食感でクセが無く、美味しくてビックリ!
パン作り初心者だけど、再現を試みたくて。色々調べ、色んな分量、色んなやり方で何度も試行錯誤した結果、これならと思えたので、その覚え書きに。

初めてのライ麦(10%)パン

外バリバリ、中フワフワ♪
ライ麦の風味はあるけど、クセは少ないです。
低温長時間発酵(オーバーナイト法)ではありません。
このレシピの生い立ち
オランダで食べたパンが、ライ麦パンなのにあまりに軽い食感でクセが無く、美味しくてビックリ!
パン作り初心者だけど、再現を試みたくて。色々調べ、色んな分量、色んなやり方で何度も試行錯誤した結果、これならと思えたので、その覚え書きに。

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材料

  1. 強力粉 180g
  2. ライ麦粉 20g
  3. ドライイースト 3g
  4. ●モルトパウダー 1g
  5. ぬるま湯(40℃くらい) 120cc
  6. 小さじ1/2
  7. ピュアオリーブオイル(その他クセのないオイルなら何でも) 適量

作り方

  1. 1

    ●をボウルに入れて、スプーンでよく混ぜる。
    強力粉と塩を加えて、5分程しっかりよく捏ねる。

  2. 2

    ①の生地にライ麦粉を加える。
    生地を折り畳んだり捏ねたりして、粉っぽさが無くなるまで、生地にライ麦粉をしっかり混ぜ込む。

  3. 3

    全体を丸め、端を1ヶ所でつまんで閉じる。

  4. 4

    オリーブオイルを薄く塗ったボウルに、生地の閉じ目を下にして置く。

  5. 5

    ラップをして2時間、暖かい室温に置く(一次発酵)。

  6. 6

    フィンガーテストをして、しっかり発酵していることを確認できれば一次発酵終了。

  7. 7

    発酵時間は目安なので、発酵が弱ければしっかり発酵するまで時間をかけて待ってから、次の工程に進む。

  8. 8

    オーブンシートを広げ、ボウルをひっくり返して生地を乗せる。

  9. 9

    二つ折りにして軽く押さえる。
    楕円形に伸ばし、三つ折りにして押さえる。
    90度角度をかえてまた三つ折りにし押さえる。

  10. 10

    最後に二つに折り畳む。表面がピンと張るようにして丸め、生地の端をしっかりつまみ閉じる。閉じ目を下にして置き、形を整える。

  11. 11

    濡れキッチンペーパーを被せ、上からラップをかけて、暖かい室温で1.5時間ほど置く(二次発酵)。

  12. 12

    室温が低ければ暖房器具の近くに置き二次発酵を促進。
    トレイの上にシートごと生地を乗せ、下に温湯入りマグカップを置いたり。

  13. 13

    天板を下段にセットして、天板ごと250℃で予熱開始(天板をオーブンから取り出さずに、生地を素早くオーブンへ入れるため)。

  14. 14

    焼き始める15~30分ほど前にクープを入れる。
    お使いのオーブンの予熱にかかる時間を考えて、クープを入れ始めてください。

  15. 15

    よく切れるナイフに水を付けて、1㎝の深さのクープを入れる。発酵していればスパッと切れ、切り口が自然に開いてくる。

  16. 16

    クープを入れて、濡れキッチンペーパーとラップをかぶせる。
    暖かい部屋に15~30分ほど置いて、しっかりクープを開かせる。

  17. 17

    全体に霧吹きして、オーブンシートごと生地を素早く天板に乗せる。
    温度を200℃へ下げて20分焼く。

  18. 18

    焼き上がったらすぐにオーブンから取り出し、通気性の良いところで冷ます。

  19. 19

    断面はこんな感じ。
    食べるときにスライスしてトースターで焼いて、バターやオイルを付けると、風味や食感が引き立ちます。

  20. 20

    ★★以下はメモです★★

  21. 21

    ライ麦粉はグルテンが無く膨らみにくいため、先に強力粉だけでよく捏ねてグルテンを形成させるようにする。

  22. 22

    また、ライ麦粉は水分と合わせるとベタつきやすいので、最後に合わせる。

  23. 23

    ライ麦粉が含まれる分、強力粉だけの生地よりも膨らみにくいので、発酵に時間をかけ、至適温度を保つ。

  24. 24

    クープが入っていて霧吹きが十分でも、発酵が不十分だとそれらの意味がない。

  25. 25

    高温で焼くことで、中の水分が抜け過ぎる前に焼き上がるため、外はバリッと、中はフワッとなる。

  26. 26

    【霧吹きする理由】
    水が生地表面の澱粉と反応し糊化、バリッとした食感になる。加湿が多すぎると糊化しすぎ皮が厚く固くなる。

  27. 27

    加湿により生地の釜伸び(焼成時の伸展性)を良くする(表面が乾燥していると伸びが悪くなる)ことで、中から膨らみ易くなる。

  28. 28

    生地に油脂が混ざっていると、それが生地の伸びを助けるので霧吹きは不要。
    なので霧吹きは専らハード系パン作成時に行う。

  29. 29

    【クープを入れる理由】
    生地が膨らみ、均等に入れたクープが開くことで、内部圧力を均等に逃す。

  30. 30

    開いたクープから、生地の中の水分が程よく抜ける。
    食感のムラや表面のひび割れを防止できる。

  31. 31

    クープを入れる時に、クープの切り込みにオリーブオイルやバターを塗って焼く方法もある(クープが乾燥せず開きやすくなる)。

  32. 32

    (二次発酵の際に表面を乾燥させず、しっとり保湿状態で発酵完了すれば、必ずしも霧吹きは必要でない)

  33. 33

    【モルトパウダーについて】
    麦芽糖と酵素(澱粉を糖化する酵素、蛋白質を分解する酵素が入っている)。

  34. 34

    酵母(イースト)の餌。
    無糖生地なので、麦芽糖が餌になるのと、酵素が生地の澱粉を糖化させてそれが餌となる。

  35. 35

    酵素の働きによって蛋白質を分解するため、生地の伸びがよくなる。
    だから入れすぎると生地がだれてしまうので入れすぎ注意。

  36. 36

    糖が含まれるため焼き色がこんがりと良くなる。

コツ・ポイント

ライ麦の配合割合が多くないので、生地の密度が高いモッチリでなく、フワフワ。
ライ麦パンによく使われるサワー種酵母でなくドライイーストでの発酵なので、サワー種独特の酸味は無し。

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美味しいもの大好き♪でも面倒くさがり(^^;)みなさんのレシピを参考に修行中。
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