甘夏のピール

ほのかな苦さと甘夏の爽やかな甘さが美味しい春の香りがするピールです。
このレシピの生い立ち
好みの苦さ加減を求めて試行錯誤して、この作り方にたどりつきました。
ピールは苦すぎても嫌だけど、苦みも少しは欲しい、という人におすすめです。
甘夏のピール
ほのかな苦さと甘夏の爽やかな甘さが美味しい春の香りがするピールです。
このレシピの生い立ち
好みの苦さ加減を求めて試行錯誤して、この作り方にたどりつきました。
ピールは苦すぎても嫌だけど、苦みも少しは欲しい、という人におすすめです。
作り方
- 1
甘夏の表皮をピーラーで薄く剥いていきます。
皮は実についている状態で表皮を剥いた方がやりやすいです。 - 2
皮に切れ目を入れてむきます。
むいた皮を縦向きに、横幅1cm程度に切ります。
ヘタとお尻部分は切り取ります。 - 3
細切りにした皮の白いワタの部分を包丁でそぎ落とします。(写真右)
全部取らないで、白い部分が少し残ってるぐらいにします。 - 4
ホーローの鍋に甘夏の皮とたっぷりの水を入れ、火にかけます。
沸騰したら10分間煮ます。 - 5
ザルに皮をあげ、たっぷりの冷たい水に10分間さらします。
手順4、5を3回繰り返します。
- 6
冷たい水に入れたまま一晩おきます。
途中何度か水を交換します。
翌日、少しだけかじってみて、苦みの程度を確かめます。 - 7
皮をザルにあげ、水をよく切ります。
水を切った皮の重量をはかり、その重さの60%のグラニュー糖を用意します。 - 8
ホーローの鍋に皮を入れ、グラニュー糖の三分の一の量を皮の上にかけます。さらに、少しだけ(100ccほど)水をくわえます。
- 9
フタをして中火にします。沸騰して来たら弱火にします。時々鍋をゆするようにして全体にグラニュー糖が行きわたるようにします。
- 10
20分煮たら残りのグラニュー糖の半分を、さらに20分後に残った全てを加えます。
- 11
1時間ほど煮ると、全体が透き通り艶々としてきます。そうしたらフタを開けて火を強めて煮詰めるようにして水分を飛ばします。
- 12
皮を一つ一つアミの上に乗せていきます。この時、表皮を上にすると乾燥した時にまっすぐな仕上がりになります。
- 13
埃がつかないよう万能ネットなどに入れ、家の中で一日から二日、乾燥させます。時々味見して好みの固さになるまで乾燥させます。
- 14
ビニール袋にグラニュー糖と皮を入れ、袋の口を手で持って振るようにしてグラニュー糖をまぶしつけます。
- 15
これで甘夏のピールのできあがりです。
コツ・ポイント
味見をしながら好みの苦さ、乾燥具合を探りつつ作ると自分好みのピールができます。
手順6で苦みがまだ強いと感じたら、もうしばらく水にひたしつづけてください。
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