今回の魚介類はバヤメイエビ１パックとするめイカ一杯だけですが、本場でもエビと甲イカだけを入れるのが一般的です。

材料のイメージです。イカは皮を剥いて３ｃｍ角に切り、エビは殻を剥いたら背ワタを取って洗い、ニンニクはみじん切りにします。

パエージャ鍋や大きめのフライパンを熱したら、大さじ３のオリーブ油を入れる。

みじん切りのニンニクのとトマト２個をしっかりと入れ炒めたら、

パプリカ大１とサフランひとつまみ（0.25ｇ）入れて３～４分間炒める。これがアロスアバンダのソフリトになります。

エビとイカを入れて、

１分間ほどさっと炒める。

洗ってないお米を入れる。
註 パエージャはスープの中に米を入れ、アロスアバンダは米を炒めてからスープを入れるのが違い。

しっかりと炒めてソフリトを染みこませる。

沸騰させた魚のダシを入れる。ダシは約３倍に薄めたものを使い、その分量はお米の２倍から３倍が目安です。

強火５分間煮ます。このとき、油で固まっているお米を崩してスープがひとつぶひとつぶに浸み渡るようにします。

その後、つづけて１５～２０分ていど弱火と中火の間くらいで煮続けます。

こんな感じでスープが残り少なくなってきたら、そろそろ火を消す瞬間をそばで待ちます。

グツグツという音に、パチパチと焦げ始める音がしたら、火を消して、

２～３枚の新聞紙を重ねて包み、５分ほどおもします。

５分後に新聞紙を取ると余っているように見えた水分がご飯に吸収されてしまいました。

縦に８つ切りにしたレモンをトッピングしてみました。

お好みでレモンを絞り、塩を振りかけてどうぞ！
白ワインが進みます。
個人的にもバゲットと食べるのが好きです。