米粉の台湾カステラ(パウンド型)

シフォンケーキよりしっとりキメ細かく、ぷるっぷるでふわっふわの台湾カステラです。焼き縮みしないコツ満載です。
このレシピの生い立ち
スポンジケーキやシフォンケーキの焼き方のコツを守ることで、しっとりきめ細かい舌先でとけるようなカステラができあがるレシピです。
米粉の台湾カステラ(パウンド型)
シフォンケーキよりしっとりキメ細かく、ぷるっぷるでふわっふわの台湾カステラです。焼き縮みしないコツ満載です。
このレシピの生い立ち
スポンジケーキやシフォンケーキの焼き方のコツを守ることで、しっとりきめ細かい舌先でとけるようなカステラができあがるレシピです。
作り方
- 1
パウンド型の内側にクッキングペーパーを敷く。
- 2
米粉をきれいで大きなボウルにふるっておく。
米粉はダマがなく、ふるわなくてもいけますが念の為です。 - 3
卵黄と卵白を分ける。
※卵白は泡立てるため大きめのボウルで。
卵黄は取り分けておくだけなので小さい器でOK。 - 4
まずは卵白にグラニュー糖を入れて、電動泡立て器でメレンゲを作ります。
コツは次に→
- 5
※ 電動泡立て器の低速で2分かけて白身をほぐしからグラニュー糖を3回に分け入れる。砂糖を入れてすぐは低速でその後高速。
- 6
角が寝る程度まで泡立て。最後は低速で1分かけてキメを整えます。
- 7
このメレンゲはまた後で泡立て直すので、電動泡立て器は一旦そのままにして置いておく。
- 8
このへんでオーブンを160度で予熱し始める。
湯煎用のお湯も沸かす。 - 9
米油(またはサラダ油)を耐熱容器に入れ、電子レンジ500~600Wで30秒ほど温めます。指を入れたら熱いくらい。
- 10
牛乳を米油に入れてよくなじませるようにホイッパーで混ぜます。(牛乳が煮えて固まったらダメ)
- 11
2の米粉に10の油と牛乳を温かいまま注ぎ、ホイッパーでぐるぐると混ぜる。手早く均一に。
コツは次に→
- 12
※温かい油で粉を半煮えにさせるイメージですが、混ぜたときにモロモロになったらアウト。なめらかになるのが正解。
- 13
11に卵黄を入れてホイッパーでなめらかに均一になるまで混ぜる。
卵黄生地は一旦ここで置いて卵白に戻る。
- 14
メレンゲにした卵白がへたってきているので、もう一度電動泡立て器の低速で1~2分泡立て直す。
- 15
メレンゲと卵黄生地を混ぜます。
電動泡立て器で卵白をひとすくい取り、卵黄生地のボウルに入れて、低速で1分ほど混ぜる。
- 16
もう1度ホイッパーで卵白をひとすくい取り、卵黄生地に入れて混ぜる。
※キメ細かくなるように何回かにわけています
- 17
卵黄生地をメレンゲに全部流し込み、ホイッパーで混ぜ合わせ、ヘラに持ち換え、底から均一に混ぜます。
※泡を潰さないように
- 18
1の型に生地を流し込みます。
次は最大のコツ、生地の流し方→
- 19
※型に生地を流し込む際にヘラを使わず、自然にゆっくりと傾けて流し入れる。(空気を入れないように低い位置から)→
- 20
※型に落とした衝撃で生地の中に含んだ気泡がつぶれてしまわないように。速度はゆっくりゆっくり。
- 21
※角度をつけても流れにくくなったら、ボウルの側面に残った生地を気泡をつぶさないように優しく1回で集めて流し入れる。
- 22
※1度に生地が集まらず残っている生地やヘラについた生地は気泡が少ないため使わないか、火の通りのよい型の角に流す。
- 23
※とにかく生地に触る回数が多いほど、気泡が潰れて生地が含まらない原因になるため、生地に触る回数を減らすよう注意する
- 24
←最大のコツ、生地の流し方終了。
型を1~2回上から落とし大きな空気を抜く。小さな気泡が消えるためやりすぎない。
- 25
オーブンの天板に80度位のお湯を3cmほど張り、型を置き湯煎で焼き上げます。
※お湯は沸騰してなければOK
- 26
オーブンの温度はまず150度で20分焼きます。
じっくり焼くためオーブン庫内に段がある場合は下段へ。
- 27
20分経ったら軽く焼き色がついているので、カステラにアルミホイルをかけて覆い、更に150度で30分焼きます。
- 28
30分が経ったら出来上がりですが、焼き色が弱い場合は、一旦オーブンを開き熱を逃して180度で1~2分焼いてください。
- 29
※焼き上がりの確認は中心部まで串を刺し、生地がついてなかったらOK。
焼けてないと弾力がなくしぼんでいく。 - 30
焼き上がったカステラを10センチ程の高さから型ごと落として衝撃を与え縮むのを防ぐ。
型から外し型紙をとったら完成です。 - 31
温かいのも美味しいですが冷やしてもしっとりして美味しいです。
冷やす時は粗熱をとった後にラップをピッチリしてください。
コツ・ポイント
・湯せん焼きにすることで、生地をしっとりと蒸し焼きして表面が割れるのを防ぎます。
・焼き色をつける際、すぐに焦げるのでオーブン前で見張っていてください。オーブン扉を数分ごとに開け締めすることで、焼きムラがなくきれいに焼き色がつきます。
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