【琥珀の至宝】和栗の渋皮煮 令和6年版

滅菌した保存瓶に渋皮栗と蜜を入れ、脱気、高温処理すれば、保存料なしで、暗所にて常温・長期保存が可能。大切な方々にどうぞ♪
和栗を炊き始め今年で14回目の秋を迎えました。これまで数え切れない先さまの笑顔に、直接、間接的に触れて参りました。
毎回5㌔、2ヶ月足らずの間に三桁kgの生栗を、「不器用一心」に炊き上げ、瓶詰めにいたします。
5kgともなりますと、鬼皮剥きに始まり、熱と重さに耐えながらの作業は、根気の要る、当に男の手仕事。
今年も多くの笑顔に触れられますように♪
生産者さまのご尽力を、お客さまの笑顔に♪
おいらがいちばんしたいこと
【琥珀の至宝】和栗の渋皮煮 令和6年版
滅菌した保存瓶に渋皮栗と蜜を入れ、脱気、高温処理すれば、保存料なしで、暗所にて常温・長期保存が可能。大切な方々にどうぞ♪
和栗を炊き始め今年で14回目の秋を迎えました。これまで数え切れない先さまの笑顔に、直接、間接的に触れて参りました。
毎回5㌔、2ヶ月足らずの間に三桁kgの生栗を、「不器用一心」に炊き上げ、瓶詰めにいたします。
5kgともなりますと、鬼皮剥きに始まり、熱と重さに耐えながらの作業は、根気の要る、当に男の手仕事。
今年も多くの笑顔に触れられますように♪
生産者さまのご尽力を、お客さまの笑顔に♪
おいらがいちばんしたいこと
作り方
- 1
栗は恵那産早生丹沢3L以上。数を確かめながら栗をザルに取る。(参考:5㎏、194粒)
- 2
水を沸かし火を止め、栗を入れ湯が温くなるまで寝かせ、鬼皮をふやかす。*湯が温い方が鬼皮を剥きやすい。
- 3
刃巾7㎜の毛抜きで栗の座から刃を入れ、渋皮を剥がさないよう丁寧に鬼皮をつまみ剥き、渋皮が乾かないよう水に浸しておく。
- 4
鬼皮を剥いた栗が浸る程に水を張り、重曹大さじ10杯を入れ一旦煮立たせたら、弱火にし20分間炊き込み、栗を柔らかくする。
- 5
歯ブラシ、竹串を、親指の腹を使い、優しく丁寧に栗の表面を磨き、筋・繊維を取り除く。
- 6
鍋に栗が浸る程の水を張り、一旦沸かし弱火にして20分炊き込み、重曹を飛ばす。6の工程を再度繰り返す。
- 7
鍋に水5㍑、砂糖1,083㌘を入れ沸かし、栗を加え再び沸かし、落とし蓋をし弱火で50分間炊き、常温になるまで冷ます。
- 8
7の鍋に砂糖1,083㌘を加え、再び沸かし、オーブンペーパーで落とし蓋をし、弱火で50分間炊き、常温まで冷ます。
- 9
8の鍋に残りの砂糖と醤油大さじ1杯、水飴90㌘を加えて沸かし、落とし蓋をし50分弱火で炊き鍋を常温まで冷ます。
- 10
やんちゃ栗(渋皮が大きく剥がれたり煮崩れた栗)を取り除き、最終工程に進める栗は表面が乾かないようラップを掛ける。
- 11
煮汁を濾し、3.5㍑を目安に強火で煮飛ばす。*最終的に瓶漬け込むシロップの濃さは、この煮飛ばしで加減する。
- 12
11に、10の栗を加え煮立たせたら弱火にし、20分ほど炊く。
- 13
11、12の傍ら☆瓶等を煮沸し、布巾の上で乾かす。*保存瓶はスクリュー式、密閉性のものを用意する
- 14
13の保存瓶に栗と煮汁を加え、蓋を固く締める手前まで締めたら、瓶の蓋の下まで熱湯を注ぎ、20分間煮沸し脱気する。
- 15
14を済ませたら瓶を上げ蓋を軽く緩め気を抜いたら再度固く締め、熱湯に瓶を沈め、沸かしながら30分かけ中身を滅菌する。
- 16
保存瓶を冷まし、蓋の中央部分が浅く凹んだら、脱気と密閉に成功した証。縦のまま常温で陽が当たらない場所に保存する。
- 17
※栗は、砂糖を入れて炊き始めると柔らかくならず、重曹で膨張させた実が、浸透圧の関係で反対に締まることに注意する。
- 18
※瓶詰の残りや栗を召し上がられた後のシロップを用いミルクジャム(レシピID18963473)を拵えてみてはいかがですか♪
- 19
※高温の瓶に触れたり、鍋を他に移す際は、火傷しないよう十分に気を付けてください。ミトンではなく、皮手袋がお奨めです。
- 20
※ブランデー漬けは、瓶に栗と煮汁を入れたら適量のブランデーを注いでください。全てブランデーに漬けても栗の甘さは残ります。
- 21
※密閉した保存瓶を開栓する際は、鍋に1㎝ほどの水を張り、煮沸したところで蓋を下にし1分間熱すると容易に開けられます。
- 22
※お召し上がりになる際、そのままでも無論美味しく頂けますが、オーブンで煙が出る手前までローストしてみても宜しいかと。
- 23
※瓶の煮沸消毒、中身を入れた後の脱気、密閉した後の高温滅菌の各処理をしっかりと行えば、栗は常温で3年は問題なく保てる。
- 24
※栗の渋皮煮、毛抜で簡単、鬼皮剥き❢
レシピID 21207439 - 25
Instagramのご紹介
@genkioyaji1963
@genkioyajihonpo
コツ・ポイント
生栗は0~2℃で4週間を目途に冷蔵すると糖度が元よりうんと増します。ただし6週間を超えると糖度が落ち始めるので、その前に冷凍保存してください。品等が好さそうな生栗を見付けたら、チルド冷蔵し、適宜加工していきます。
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