パンダエクスプレスのオレンジチキン

華水多羅四郎
華水多羅四郎 @cook_40054234

87年同社のAndy Kaoシェフが開発したとされる。企業レシピの、日本語解説。今やアメリカ中華の定番料理となっている。
このレシピの生い立ち
企業公開レシピの存在は、日本では余り知られていないのか? 因みに日本のパンデクスでアルバイトをしている学生さんは、大蒜と生姜は入れている様子がないと(PEは各店店内調理)いうが、企業レシピでは入れることになっているし、入れるべきと思う。

パンダエクスプレスのオレンジチキン

87年同社のAndy Kaoシェフが開発したとされる。企業レシピの、日本語解説。今やアメリカ中華の定番料理となっている。
このレシピの生い立ち
企業公開レシピの存在は、日本では余り知られていないのか? 因みに日本のパンデクスでアルバイトをしている学生さんは、大蒜と生姜は入れている様子がないと(PEは各店店内調理)いうが、企業レシピでは入れることになっているし、入れるべきと思う。

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材料

  1. 鶏もも肉(胸はダメ。必ずもも肉 約900g
  2. A
  3. 大さじ1(18g)
  4. 白胡椒 小さじ1(2g)
  5. コーンスターチ 240㏄/128g
  6. AP小麦粉(中力粉):中力粉がなければ薄力粉強力粉、半々で代用 720㏄/408g
  7. 卵液 1個ぶん(正味50g)
  8. 360㏄
  9. 油(サラダ油) 大さじ2
  10. B
  11. 鷹の爪(フレーク 小さじ4分の1
  12. サラダ油 小さじ1
  13. 生姜(すりおろし) 小さじ2分の1
  14. にんにく(みじん) 大さじ1
  15. C
  16. グラニュー糖 60㏄/50g
  17. ブラウン・シュガー 60㏄/50g
  18. オレンジ果汁 60㏄/55g
  19. ヴィネガー 60㏄
  20. 醤油 大さじ2
  21. D
  22. 水+コーンスターチ 各大さじ2(混ぜておく)
  23. E
  24. 胡麻 小さじ1
  25. その他必要なもの
  26. 鶏肉を揚げる油 適量

作り方

  1. 1

    鶏もも肉900gは、このくらい。肉3枚。家庭で作るのに適した量ではないので、この三分の一、または半分の量で作る。

  2. 2

    鶏もも肉を約1インチ(約2.5㎝)角に切る。皮は使わない。

  3. 3

    A(肉の量にあわせて減量する)を順番にボウルに入れ、泡だて器をつかってその都度よく混ぜ合わせ、衣のもとを作る。

  4. 4

    泡だて器を木のスプーンに持ち替える。2に鶏肉を入れ、よく混ぜて鶏肉に衣液を絡ませる。

  5. 5

    3のボウルにラップをかぶせて、冷蔵庫で30分寝かせる。

  6. 6

    油を中火(約180℃弱)に熱し、揚げやすい量に分けて、鶏を最低6分揚げる。理想の揚げ色になる一歩手前で油から引きあげる。

  7. 7

    油から引きあげた鶏肉。

  8. 8

    フライパンにBの材料を入れ、冷たい状態から中火にかけて、香りが立つまで炒める(鶏肉の量に合わせて調味料の量は調節する)

  9. 9

    香りがたったら、火にかけたまま、Cの材料を次々と加えていく。その都度よく混ぜる。(こちらも鶏肉の量に合わせて量を調節)

  10. 10

    泡立って来たら、Dの水溶きコーンスターチを数回に分けて加え、更に加熱。煮詰まりメープルシロップ状になったら、ソース完成。

  11. 11

    こんなかんじになる。

  12. 12

    そこに、揚げた鶏肉を投入。ただちに鶏肉はソースを吸収する。フライパンを返しながら全体に味を絡める。

  13. 13

    仕上げに胡麻油を加え、混ぜて完成。胡麻油を加えることで光沢がでて、香ばしくなる。

  14. 14

    こんな感じに出来上がる。

  15. 15

    炒飯を作って(まずスクランブルエッグを作り、ご飯を炒め、調味。葱、小さめの賽の目人参を加え炒める、がパンデクス式)…

  16. 16

    炒飯をどんぶりによそい、チキンをのせれば、オレンジチキンのボウルの出来上がり。

コツ・ポイント

家庭で作るには、鶏肉も多すぎ、衣の量(A&B)も多すぎ、そしてたれも多すぎ。あえて企業レシピに忠実に記したが、家庭では、適当に衣やたれの量を調整されるといいと思う。どう作っても、たいして味は変わらない。砂糖も全量普通の砂糖でよいと思う。

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華水多羅四郎
華水多羅四郎 @cook_40054234
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食文化とくに世紀転換期~20C半ばの米国の食が専門。英語(と多少の仏語)は当たり前だが、周りに、伊、中、西、葡、独、露などの専門家や、朝鮮語・アイヌ語を含む多様言語のエキスパートが多くいてくれるのが、料理研究上の最大の強み。嫌いな言葉は素人さんの「試行錯誤」。それ最低20回対照実験繰り返した人の言葉(苦笑)。そして日本の料理サイトで野放しの素人レシピ泥棒の意識の低さ、面の厚さに辟易としている。
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