山形の芋煮 手間の数だけおいしい本場の味

tuchinokoe
tuchinokoe @cook_40165351

山形県内陸地方の郷土料理「芋煮」(山形牛/醤油)です。家族から歓声があがる一杯を目指した本格・本場のレシピです。
このレシピの生い立ち
たくさんの芋煮を食べてきましたが、芋煮は、里芋のうまさ(小姫芋は格別)と牛肉の味に頼るところが非常に大きいので食材を吟味して。泥を落として、皮を剥くことからはじめられる食材だから味わい深くなります。

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材料

鍋を囲んでたっぷり4人分
  1. 皮付き里芋(小姫) 600g
  2. 山形牛 バラ 200g
  3. 山形牛 モモ 200g
  4. 泥付きごぼう 1本
  5. 長ねぎ 2本
  6. 原木なめこ(または舞茸 400g
  7. こんにゃく 1P
  8. しめじ 1P
  9. 日本酒(甘口) 150ml
  10. 本みりん 150ml
  11. 醤油 150ml
  12. 三温糖 小さじ1

作り方

  1. 1

    ◆なめこ:水を張ったボールに1〜2時間。そのなかでごみを取り、石づきをハサミでカットし、ゆすいでから別のボールへ。

  2. 2

    ◆合わせ調味料:醤油、酒、みりん、砂糖or蜂蜜を混ぜ合わせておく。

  3. 3

    ◆里芋:泥を落として水に漬け、乾かしてから包丁の背で皮をそぎ落とすように。水を張った鍋へ。

  4. 4

    ◆こんにゃく:一口大にちぎり、笊にあげ塩揉み。茹でこぼしておく。

  5. 5

    ◆ごぼう:たわしで洗い、皮付きのままササガキに。1分ほど水にさらして笊にあげておく。

  6. 6

    ◆長ねぎ:厚めの斜め切り。
    ◆しめじは石づきを切り落としてほぐしておく。

  7. 7

    ◆牛肉:合わせ調味料の1/3ほどを使って下味をつける。10分ほどたったら、芋煮を作る鍋で軽く炒めてもよい。

  8. 8

    <作り方>
    鍋に里芋とこんにゃくを入れる。水は具材の高さの2倍ほど。合わせ調味料の1/3程度を入れて火にかける。

  9. 9

    沸騰したらアクを取る。(中央の里芋をはじによせるとアクが中央に集まる。アクは一回取れば充分)

  10. 10

    ごぼうを入れて、里芋が竹串にすっと通るまで煮る。(煮えたら一度だけアクを取る)

  11. 11

    牛肉を少しずつ入れる。(煮えたら一度だけアクを取る)具材が鍋の中で踊らず、ゆらゆらできる水分量が適量。不足はお湯で調節。

  12. 12

    きのこを入れて味をみる。味に不足があれば合わせ調味料を加える。
    それでも不足があれば、醤油、みりんで味を調える。

  13. 13

    きのこが煮えたら、ネギを入れて蓋をする。ひと煮立ちさせてできあがり。写真はイメージです。

コツ・ポイント

山形内陸の味は、醤油味でちょっと甘いね、というくらい。それを抑えていますが、これは好みです。なめこ(は最上風)を舞茸に変えてもOK。
<薬味>七味唐辛子、柚子胡椒
<隠し味>味噌、白ワイン、バルサミコ酢、砂糖を減らして蜂蜜など。

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レシピ作者

tuchinokoe
tuchinokoe @cook_40165351
に公開
山形のやさい宅配サービス「全国有機農法連絡会(https://tuchinokoe.com/)」のレシピ集。わたしたちがお届けする食材の持ち味を活かしたシンプル料理やひと手間加えた郷土料理などをご紹介しています。
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