ケーキのスポンジは4段が楽に作れる新感覚スポンジを使います。作るのに15㎝ケーキ型2個を使用します。

焼きあがったスポンジは充分に（出来れば一晩）冷やして下さい。

レーズンはおよそ85g使用します。

購入したラムレーズンに再度ラム酒を含ませるため、大さじ2をふりかけてラップをし、一晩漬けておく（大事なポイント）

今回のケーキに使用したのは、ジャマイカ産のマイヤーズ・ラム・オリジナルダーク。バランスのとれた美味しいラム酒です。

ラムシロップは鍋に水33gとグラニュー糖25gを鍋に入れ、半分になる迄煮詰めて火を止め、ラム酒25gを加えて冷しておく

スポンジを冷蔵庫から取出し、上部の焦げをはがす（剥がす事によって焦げの苦味を除去でき、より美味しくなる）

これをそれぞれ1/2にカットして計4枚のスポンジにする

42％に調整した純生を150ml作っておく（47％純生75mlに35％純生75mlを加えると約41％になる）

お好みのチョコ100gと純生より50mlときび糖25g（甘党の方は30g）を湯煎にかけて、

完全に溶けるまで混ぜる

溶けたら、残りの純生を注いで伸ばす（これにより温度が少し下がる）

氷を張った二重ボウルのなかに入れ替えて、卵黄2個とラム酒大さじ3を加える

これを8分立てまでホイップする

作っておいたラムシロップを1段目のスポンジに小さじ2をハケでたたきこむようにしみこませ、

クリームを薄く塗り広げ、レーズンの1/4程度を散らす

クリームをかぶせて平らにならす

2段目も同様の作業でラムシロップ小さじ2を打ち、同様に作業する

3段目もラムシロップ小さじ2を打ったあと、レーズンを並べクリームをかぶせる

最上段のスポンジを重ねたら全体に隙間がないかを確認し、トップ部分にも、ラムシロップ小さじ2を打つ

これをトップに盛りってから、

残ったクリームはナッペするには固さがあるゆえ、ここにラムシロップの余りを大さじ1程度加えて伸ばす

これで全体をナッペする

ラム酒漬けレーズンンを竹串で挟んでトップの際に1㎜程度はみ出るように淵を飾る

トップ中央にブラックココアパウダー（又は通常のココアパウダー）を小さじ1程度茶こしでふりかける

2020年冬限定で発売されているmeijiのMelty Kiss〝くちどけラム&レーズン”チョコが美味しすぎるので、

これを３ピース使いって1/２にカットし、合計6個をケーキに刺してトッピングしました。（ちなみに1箱6ピース入り）

余ったラムレーズンはキッチンタオルで軽くラム酒をふき取り、ケーキの側面に壁面をかざるように埋め込んだら完成です。

お召し上がりになる前に数時間冷蔵庫で冷やす事で形が固定され、打ったラム酒が全体に行き渡ります。

丈夫の淵とサイドに埋め込んだレーズンで、ラムレーズンという事がわかるデコレーションにしています。

温めた包丁でカットして下さい。

2つのケーキ型を使って焼成した事で、スポンジはふんわり、しっとり、形の整ったケーキが作れます。

標準的な甘さのチョコに合わせた砂糖分量にしていますので、お使いになるチョコによってクリームに入れる砂糖を加減して下さい。

チョコの使用量が多いので、カカオ高めのチョコを使うとビターな後味が残ります。ビター苦手な方はミルクチョコをご使用下さい。

クリスマスの飾りを添えれば、ちょっと小粋なクリスマスケーキ。

しっかりスポンジと一体化した4層のショコラ。レーズンたっぷり。

ラム酒の香りに包まれながら、大人のひそやかなスィーツタイムをお楽しみください♪

一回り大きい18cmサイズでお作りになりたい方は、各材料をそれぞれ3で割り、５を掛けた分量でお作り下さい。