【冷蔵発酵】ライ麦50%チョコビスケット

ライ麦粉を50%使った、イースト発酵のホットビスケット。細挽きの粉ならこれ位いける。ID:20662070のライ麦増量版。
このレシピの生い立ち
cottaの細挽きライ麦粉は癖が少ないので、ライ麦粉の配合量を増やせると思った。ただし増量すると水分の量も変わるので、レシピ独立。
【冷蔵発酵】ライ麦50%チョコビスケット
ライ麦粉を50%使った、イースト発酵のホットビスケット。細挽きの粉ならこれ位いける。ID:20662070のライ麦増量版。
このレシピの生い立ち
cottaの細挽きライ麦粉は癖が少ないので、ライ麦粉の配合量を増やせると思った。ただし増量すると水分の量も変わるので、レシピ独立。
作り方
- 1
冷えた生地で活動するよう、ぬるま湯にイーストと分量外の砂糖一つまみを溶かして10分放置。細かい泡が出てくるまで。
- 2
すぐに冷えてしまうので、寒い時期は湯で保温する。
※イースト指定の予備発酵手順が大幅に違う時は、そちらを優先する。 - 3
粉類、ベーキングパウダー、砂糖、塩をボウルに入れ、ふるう代わりに泡立て器で混ぜる。バターは1cm角に切って冷蔵庫へ。
- 4
ラードは必要量を絞り出した後、冷凍庫に入れるか保冷剤を乗せて冷蔵庫へ。絞る時は、少し柔らかくしてから絞ると楽。
- 5
チョコレートは、板チョコやタブレット型なら四等分位に包丁で割る。チョコチップならそのまま。
- 6
冷えたバターとラードを入れる。カードやゴムベラで細かく切り刻んで混ぜる。
- 7
ある程度バターとラードが細かくなったら、手のひらで擦り合わせる。所々に小豆大の塊が混じる粉チーズ状になればOK。
- 8
冷えた卵とヨーグルトに、1で作ったイースト液を混ぜる。イースト液以外を冷たくする事で、油脂を溶かさないで済む。
- 9
6のイースト液を注ぐ。一度に全部入れず、小さじ2程度残すと調整が楽。カードやゴムベラで切り混ぜる。
- 10
生地が半分まとまったら、チョコを混ぜる。粉気がなくなったらラップに包み、厚さ2cm程度の長方形にまとめる。
- 11
冷蔵庫で一晩冷蔵発酵。一次発酵では膨らまなくてもいいので、冷蔵発酵前の発酵時間は取らない。
- 12
生地の保存は翌日中が目安。ライ麦粉で膨らみが悪いが、発酵が進んで起きる風味の変化については未検証のため責任持てない。
- 13
翌日。生地に打ち粉を振り、ラップ2枚に挟んで麺棒で縦長に伸ばす。上を1/4、下を1/3折る。
- 14
さらに真ん中で生地を折って、四つ折りにする。
- 15
再び生地に打ち粉を振り、もう一度伸ばして四つ折り。ラップに包んで生地を厚さ2cmに整え、冷凍庫で15分休ませる。
- 16
四つ折り作業中は、生地がだれたら即冷蔵庫や冷凍庫で生地を冷やす。バターやラードを溶かさないように気を付ける。
- 17
作業台に大理石の台を使うと、冷たいので生地が温まりにくい。持っていれば使える。
- 18
冷えた生地を包丁で六等分する。チョコレートが硬いが、一気にスパッと切り落とす。
- 19
オーブンの発酵機能で二次発酵30度15~20分、そのまま庫内で10〜15分。合計30~35分。生地の厚み1.5倍が目安。
- 20
発酵でバターが溶けないか心配なら、余り生地に温度計を刺す。生地が発酵前に13~15度なら大丈夫。10度弱は上がる計算。
- 21
■注意
何か焼いた直後のオーブンで発酵すると、庫内の熱が天板に移ってバターが溶ける。他の物を先に焼く時は保温箱等で発酵。 - 22
オーブンを200度に予熱。溶かしバターやマーガリンを表面に塗る。面倒なら分量外の牛乳。側面には塗らない。
- 23
200度で10~11分焼く。発酵で生地が膨らんでいるので、ベーキングパウダーだけで膨らむ生地より焼けるのが早い。
- 24
■配合について
ラードとバターの配合割合を変更しても作れる。ただし、バターのみだと発酵温度は30度以下厳守。 - 25
中挽きや粗挽きを使う場合、もっとライ麦の癖が強くなる。
ID:20662070 - 26
その他、イーストタイプのホットビスケットで気付いた事はこちらにまとめている。
ID:20184422
コツ・ポイント
もっとざっくりした食感が欲しいなら中~粗挽きを使う。ヨーグルトは砂糖入りでも、飲むヨーグルトでもOK。三つ折り回数はお好みでいいが、層の出来方が変わる。伸ばした後、グルテンによる縮みがほぼないので、伸ばす時に縮みの分は考慮しない。
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