源氏卵

平中なごん
平中なごん @cook_40359144

今回は創作料理ではなく、江戸時代の再現料理を……。
今度の大河は蔦屋重三郎を主人公にした『べらぼう』であったり、超久々の『暴れん坊将軍』の新作やったり…と、なんだか今年は江戸ブームが来る予感。
ということで、以前、国立科学博物館で開催された「和食展」でいくつか江戸グルメのレシピを紹介していたので試しに作ってみることに。
第四段は『万宝料理秘密箱』という江戸の料理本に載っている見立料理「源氏卵」。
平安貴族の乗る御所車(牛車)を通称〝源氏車〟といい、そこから御所車の車輪をデザイン化した紋様も〝源氏車〟といいます。
この紋様をレンコンと卵で表現したのがこの料理の〝源氏卵〟になります。
でも、この料理、かなり作るの難易度高かったりします。

もっと読む
レシピを編集
レポートを見る
共有

材料

一人前
  1. 蓮根を牛車の輪に見立てた江戸グルメ
  2. 蓮根レンコン 5cmほど
  3. 3個
  4. うどん粉(天ぷら粉小麦粉でも可) 適量
  5. 調理油 適量

作り方

  1. 1

    レンコンの皮を剥き、なるべく円柱形になるよう成形する。

  2. 2

    フライパンに油を敷き、卵2個を溶いて焼いて3mm程の薄焼き卵を作る。

  3. 3

    薄焼き卵の片面にうどん粉をまんべんなく振る。

  4. 4

    茹でたレンコンに薄焼き卵を巻き、解けないよう、端を爪楊枝で留める。

  5. 5

    卵1個を黄身と白身に分け、レンコンを底の平らな小皿に乗せて穴に白身を詰める。

  6. 6

    蒸し器か、蒸し器がなければ水1カップほど入れたフライパンに小皿ごと入れ、蓋をして中火で水がなくなるまで蒸し焼きにする。

  7. 7

    蒸しあがったら、1cm程の厚さに切り分ければ出来上がり☆

コツ・ポイント

うどん粉は天ぷら粉、小麦粉等でも可。
簡単そうに見えて、意外や作るの難易度高いです。

リアクション

レシピを編集
レポートを見る
共有

つくれぽ

あなたの「おいしかった」「工夫した」「ありがとう」が伝えられます。

カメラとフライパンから星が昇る灰色の手描き漫画

レシピ作者

平中なごん
平中なごん @cook_40359144
に公開
ぜんぜん稼げてないモノカキの「三文にも満たない文士」(ファンタジー〜純文学まで、無料で読めるWeb小説をオールラウンドに多数あげてます。作品にご興味ある方は「平中なごん」で検索)。未知の味を求めて、今までになかったような創作料理を作ることも趣味でやっております。そんな創作料理の紹介や拙著の朗読をする「なごんちゃんねる」をYouTubeでも配信中☆歴史・民俗、博物館・美術館、怪談なんかも好き♪
もっと読む

似たレシピ