長崎がんもどき大根

平中なごん
平中なごん @cook_40359144

今回は創作料理ではなく、江戸時代の再現料理を……。
今度の大河は蔦屋重三郎を主人公にした『べらぼう』であったり、超久々の『暴れん坊将軍』の新作やったり…と、なんだか今年は江戸ブームが来る予感。
ということで、以前、国立科学博物館で開催された「和食展」でいくつか江戸グルメのレシピを紹介していたので、ちょっと試しに作ってみることにしました!
第二段は『諸国名産大根料理秘伝抄』という江戸の料理本に載っている「長崎がんもどき大根」。
切り干し大根とかまぼこ、キクラゲをうどん粉で絡めて天ぷらにしており、〝がんもどき〟といってますが、むしろ〝かき揚げ〟に近いです。
生姜はまったく入れてないのですが、不思議と生姜の風味がして美味ですよ☆

長崎がんもどき大根

今回は創作料理ではなく、江戸時代の再現料理を……。
今度の大河は蔦屋重三郎を主人公にした『べらぼう』であったり、超久々の『暴れん坊将軍』の新作やったり…と、なんだか今年は江戸ブームが来る予感。
ということで、以前、国立科学博物館で開催された「和食展」でいくつか江戸グルメのレシピを紹介していたので、ちょっと試しに作ってみることにしました!
第二段は『諸国名産大根料理秘伝抄』という江戸の料理本に載っている「長崎がんもどき大根」。
切り干し大根とかまぼこ、キクラゲをうどん粉で絡めて天ぷらにしており、〝がんもどき〟といってますが、むしろ〝かき揚げ〟に近いです。
生姜はまったく入れてないのですが、不思議と生姜の風味がして美味ですよ☆

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材料

1個分
  1. 切り干し大根をかき揚げにした江戸グルメ
  2. 切り干し大根 小鉢1杯ほど
  3. かまぼこ 2枚
  4. キクラゲ ひとつかみ
  5. ニンニク 少々
  6. 長ネギ 少々
  7. うどん粉(天ぷら粉小麦粉等でも可) 適量
  8. 調理油 適量
  9. 醤油 適量
  10. 料理酒(普通の日本酒でも可) 適量
  11. 一味唐辛子 少々
  12. 七味唐辛子(陳皮入りのもの) 少々

作り方

  1. 1

    切り干し大根は15〜20分、キクラゲは5〜10分ほどたっぷりのぬるま湯に浸けて戻す。キクラゲは水でさっと洗う。

  2. 2

    切り干し大根は水をよく搾り、3cmほどの長さに、かまぼこ、キクラゲは細かく千切りにする。

  3. 3

    うどん粉を1:1の水と酒で溶き、天ぷらのころもぐらいの粘度にする。

  4. 4

    溶いたうどん粉に切り干し大根、かまぼこ、キクラゲと陳皮(※乾燥させたみかんの皮)入り七味唐辛子を入れ、よく混ぜる。

  5. 5

    フライパンか鍋にたっぷりの油を入れ、適温(※さい箸を入れて泡が立つ程度)まで加熱する。

  6. 6

    油に④を投入。ころもが狐色になるまで揚げ、キッチンペーパーなどで余計な油をとれば出来上がり☆

  7. 7

    ※お好みで、醤油に一味と、ニンニクか長ネギをみじん切りにしたものを加えたつけダレにつけてお食べください。

コツ・ポイント

うどん粉は天ぷら粉や小麦粉等でも可。
料理酒は普通の日本酒でもOK!
本当は陳皮(※乾燥させたみかんの皮)のみを加えればよいのですが、手に入りやすい七味にしております。

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ぜんぜん稼げてないモノカキの「三文にも満たない文士」(ファンタジー〜純文学まで、無料で読めるWeb小説をオールラウンドに多数あげてます。作品にご興味ある方は「平中なごん」で検索)。未知の味を求めて、今までになかったような創作料理を作ることも趣味でやっております。そんな創作料理の紹介や拙著の朗読をする「なごんちゃんねる」をYouTubeでも配信中☆歴史・民俗、博物館・美術館、怪談なんかも好き♪
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