シソ漬け

やまなしの食★山梨県
やまなしの食★山梨県 @cook_40193150

「シソ漬け」は山梨県に伝わる郷土料理のひとつです。

このレシピの生い立ち
富士山麓の高冷地では梅が育ちにくいため、梅は非常に貴重でした。梅を漬けて梅干しを作る時に、大量のシソも一緒に漬けて、梅の代用としました。

シソ漬け

「シソ漬け」は山梨県に伝わる郷土料理のひとつです。

このレシピの生い立ち
富士山麓の高冷地では梅が育ちにくいため、梅は非常に貴重でした。梅を漬けて梅干しを作る時に、大量のシソも一緒に漬けて、梅の代用としました。

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材料

  1. 甲州小梅 1kg
  2. 粗塩 180g(梅の18%)
  3. 赤紫蘇 2束(200g程度)
  4. 粗塩 10g

作り方

  1. 1

    【下準備】
    容器類を消毒する。
    漬け込み容器(1.5L~2L)、重石(500g、1kg)、ザル、落とし蓋を用意する。

  2. 2

    重石はペットボトルで代用可能。

  3. 3

    【梅の下処理】
    梅は水洗いをして汚れを落とす。

  4. 4

    楊枝を使いヘタを取る。

  5. 5

    たっぷりの水に5~10時間浸してアクを抜き、ザルに広げて自然乾燥(30分程度)する。

  6. 6

    〈アク抜きの時間〉
    ・青梅:8~10時間
    ・黄梅:5~6時間

  7. 7

    【梅の漬け込み】
    漬け込み容器の底に、ひとつかみの粗塩をまんべんなくふるう。

  8. 8

    梅と塩とで1段ずつ交互に重ねて入れて、1番上が粗塩で終わるようにする。
    湿度の高い日はカビの発生に注意。

  9. 9

    落とし蓋(平皿で代用可)をし、重石(1kg)をのせて埃などが入らないようにして冷暗所で保存する。

  10. 10

    2~3日後、水(白梅酢)があがる。漬け込み期間は2週間~1ヶ月。

  11. 11

    梅干しを塩漬けするとできるのが梅酢。
    ほんのりと黄味がかった色の状態が白梅酢。

  12. 12

    塩漬けした梅干しに赤紫蘇を加え、梅酢が赤く染まった状態が赤梅酢。どちらも保存しておけば、料理に使える。

  13. 13

    【赤紫蘇の漬け込み】
    赤紫蘇はよく洗う。分量の塩を、およそ1/3量ずつ3回に分けて使う。

  14. 14

    塩をまぶして揉み、アクを出して汁気を捨てる。
    3回繰り返す。

  15. 15

    赤紫蘇を10に加え、重石(500g)をのせて、冷暗所で保存する。

  16. 16

    漬け込み後すぐ食べられるが、味がなじむ1ヶ月頃からが美味しい。

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