本物の梅干し食べよ！塩分10%小梅編

梅をよく洗います。意外とバッチぃですので、3回くらいは水を取替えて良く洗ってね。完熟梅はゴシゴシ禁物。優しくね。

洗いながら傷のある物を避けます。避けた小梅の活用法は最後に。

洗ったらザルにあげて30分ほど乾かす。完璧に乾かす必要はありません。作業してる間に乾いちゃうので。

ホワイトリカーは必ず35度以上の物を。度数が低いと消毒になりません。ウォッカなど、匂いのないお酒でも代用可です。

準備が整ったら小梅のホシを取ります。木と繋がっていたヘソの部分ですね。竹串で一つずつ丁寧に取ります。

ホシを取った小梅は、取った先からビニールへ入れていきます。梅が湿ってても大丈夫、終わるころには乾いてます。

ビニールに梅が全量入ったら、ホワイトリカーを回しかけます。袋の口を持ち、全ての梅が濡れるよう優しくゴロゴロします。

梅が湿ったら塩を全量入れます。塩が梅に絡むよう優しくゴロゴロ。あまり空気を抜かずにビニール口を持つのがコツです。

私は重石はしません。小梅は特に萎みやすいので、塩の浸透圧のみで梅酢が上がるのを待ちます。

行程11のホワイトリカー(100cc)ですが、梅酢がある方は梅酢で。殺菌の面でも梅酢の上がりやすさも格段に上です。

フタ付きの容器でなくバケツなどで保管する場合は、バケツを大きなビニールで包んで下さいね。埃やカビ菌から梅を守りましょう

土用干を待つ間に何度か、ビニールをそっと出し、たゆたゆ～っと揺らしてあげてください。塩は下に沈むので、濃度調整の為に。

そして、梅酢が濁っていないか、香りが変わっていないかは小まめにチェックしてくださいね。出来れば毎日覗いてあげて。

惜しくも1軍に入れなかった傷ついた梅の活用法↓

避けた小梅は少量なのでジャムやジュースには向きません。醤油漬けがおすすめ。漬けて１ヶ月で完成、夏場の刺身用に最高ですよ。

本来であれば13%～15%で漬ける小梅。減塩した分リスクも増えます。初期トラブル対処法ID:20300627