キンカンひも付き1キロ
砂肝2キロ
レバー、ハツが1キロ
これがグルメサイコパスのメリークリスマスだ
文句あっか

砂肝とキンカンはガチガチに凍ってるので流水で溶かす

溶かしてる間にレバー、ハツの筋とりと血抜き
このへんは特に変わった事してないので
他のレシピを参考にすると良いでしょう

血抜きが終わったらペーパーで挟んでラップして冷蔵庫で保管

キンカン
これ最初に食べようと思ったやつやばくない？

表面軽く水にさらして
ひもと玉にわける

ひもの下ゆで…
当たり前なんだけどザ・内臓ってかんじ
こうしたものが我々の腹にも詰まってるんだなァと神妙な気持ちになる

ひもの下ゆでの間にキンカンの薄膜もはがしてく
剥きすぎ注意
崩れたキンカンが他のモツを汚染してしまう

黄色いのが剥きすぎたキンカン
こいつがこの後とんでもない悪童に育つことになる
みんなは注意してくれよな

ひもから鬼ほどアクが出るし、今まで頼りなかったぐにゃぐにゃが強烈に個性を主張し始める
大学デビューか

念のため2回ほど湯がいて水洗いした

アーっこれ…氏賀Y太の絵とかゴア系のCDジャケットでよく見るやつだ
未知の食材が既知の食材になってゆく感覚を味わえ

上の膜はなんかピロピロして食味が微妙なので剥がしました
一口大にカット。切れ込みを入れて中に詰まってる脂も洗い落とす

これは最初に紹介し忘れた鶏皮
これも500gぐらいあると思う
ひもの中身洗ってる間にフライパンで両面じりじり焼いておく

キンカン終わったので砂肝2キロ
こいつはとんでもない事になったぞと今更気付く

真ん中でカット
両サイドの白い銀皮を削いで
裏の厚い皮を格子状に隠し包丁

それを2キロぶんやる

鶏皮やけた
脂をぬぐって一口大にカットしておきます

銀皮で3分の1ぐらいありそうなので全部脂で煮ます

塩を全体に揉み込んで小鍋に移し、ローリエ、にんにく、唐辛子、粒胡椒などとひたひたのバージンオリーブオイルで煮るです

牛すじと同じなのか、煮込むとプリプリしてこれほんとうまい
いっぱい食べちゃう

焼肉屋の営業前か？

醤油みりん砂糖はちみつが適当に1:1:1:1ぐらい
煮詰めて泡を出していこう

生姜わすれてた
レバー以外のモツをここにぶっこむ
これが無謀だった
なんとすでにフライパンに収まる量ではなくなったのだ

心を落ち着ける為75度15分肝とハツを低温調理
この二つを別調理するのはいいがどこで味付けを？
フライパンは一杯なのに

何の事はない現実逃避なのだこんな工程は
それはそうとしてハツがプリプリで超うまそう
火の通りは鍋で完成させる予定だった

ボウルもないので私がとった行動は
「ザルにあける」でした
調味液を一回破棄するという痛恨のアレ

再度作られた甘辛タレ…

レバーとハツが仲間入り

という祈りも虚しく1時間放心
奇跡などない
翌日中華鍋を家から持ち込んで新たにタレを絡めた
なんだこれ超作りやすいぞ

後日このモツは4日かけて消化されたという
ところでこれはマヨネーズと相性が良く大変うまかったです