栗の渋皮煮

栗を水を張ったボウルにいれ、浮いてきた栗を捨てる。
浮いた栗は虫食いの可能性が高い。

ボウルの水を捨て、ボウルに熱湯をそそぐ。
またはお湯を沸かしたなべに栗を入れる。

そのまま1時間ほど放置してから鬼皮を剥く。

水を張った大き目の鍋またはボウルを用意し、剥いた栗を入れていく。
栗は乾燥させないようしてください。

栗はお尻（ざらざらしている方）に切れ目を入れて剥いていきます。

ただし利平栗の熟した実は先端が弾けているのでそういう栗は先端からの方が剥きやすいので私は先端から剥いています。

栗が剥けたら鍋に入れ栗が被る量の水を入れます。
栗が水から出ないよう注意。

１キロに対して5gくらいの重曹を入れる。中火から強火にかけ、沸騰したら弱火にして10分煮る。

ぐらぐらさせると煮崩れるので決して栗を躍らせない。
途中すごい量の灰汁が出るので掬ってください。

10分たったら鍋に流水を鍋の水が透明になるまで注ぎこぼす。

工程9～11を2回繰り返す。

２回繰り返したら渋皮の掃除をします。
綺麗な水を張ったボウルを用意し、掃除した栗を入れていきます。

栗の掃除は指の腹で優しく擦ります。
太い実に食い込んでいる筋は楊枝を使って浮かせてから取ります。

取れない筋は無理して取らず３回目の湯でこぼしの際にもう一度取ってみてください。
神経質にならなくてもＯＫ。

今度は重曹を入れずに10分程度茹で、
重曹を抜く。

栗に楊枝を刺し、固くなければOK。
硬ければもう少し茹でる。

栗が被るくらいの量の水に砂糖の1/3をいれ強火にかけ、沸騰直前で弱火にし15分ほど煮る。

さらに1/3の砂糖を加え、弱火にし残り10分煮る。
最後に残りの砂糖を加えてさらに10分煮て、そのまま冷ます。

煮ている間はオーブンシートで落とし蓋をしてください。
栗が踊らないよう、弱火キープ！

栗を取り出し、シロップを好みの濃度に煮詰め栗を戻し5分弱火で煮る。
私はあっさり目の甘さが好きなのでさほど煮詰めません。

シロップを煮詰めると同時に別の鍋で保存瓶とふたを煮沸しておく。

シロップが煮詰まったら再び栗をいれ栗を熱くする。
すぐに食べる分はジップロックに入れ空気を抜いておく。

煮沸した瓶に熱々の栗を入れ、熱々のシロップを注ぎふたをする。
※ガッツリ長期保存する場合は脱気処理をしてください。

糖度が低めのため瓶もジップロックも冷蔵庫で保管してください。

脱気した瓶で冷蔵保管した栗は４ヶ月経っても美味しく食べられました！
ただ20個に1個位の割合で硬く縮んだ栗がありました。

シロップを使ったパンはこちら
https://cookpad.wasmer.app/recipe/2006574