牛肉のすき煮っぽい 舞茸の煮物

舞茸１袋です。計量はしていませんが、１株当りの重さに、そう極端な違いは無いかと思います。

舞茸は、手で適当な小房に分けておきます。

今回は、舞茸には肉に化けてもらいたいので、欲しいのは食感で、香りが有るのは困りますから、湯通しして、香りを落とします。

この後で、ちゃんと加熱しますから、ここは香りを落とす程度で、十分です。

適当なタイミングで湯を切って、ザルに上げておきます。
水を切る時は、必ずザルは斜めに傾ける、これも今や常識！

鍋を洗った後で、水と、肉の旨味を担当させる牛肉系のダシの素を入れます。(無ければブイヨンや鶏がらスープの素でも、可)

味に余裕が有りますので、肉など、他の具材を入れるなら、このタイミングで。
肉を入る場合は、灰汁は、取り除いて下さい。

各種調味料を入れます。醤油・味醂・酒が同量、砂糖は½、その合計と水が同量ですから、量の増減はし易いと思います。

舞茸を、８の鍋に入れましたら、時折、掻き混ぜながら、蓋をせずに、このまま煮て行きます。

ここで、スーパーの店頭で、牛肉を購入した場合に無料で貰える、牛脂を１個入れて、牛肉の香りと脂のコクを担当させます。

後は、このまま煮詰めて行って、煮汁が、いい感じに無くなる頃には、仕上ります。

味に余裕が有りますが、他に具を足さない場合、裏を返せば味が濃いとも言えます。薄味が好みなら、この辺りで火を止めて下さい。

これが完成形です。確りした味付で、ご飯に乗せれば、牛丼の代替にもなります。

皿に盛付ましたら、小口切りにした葱、お好みで七味唐辛子をふって、温かいうちに、お召上がり下さい。

食べる時には混ぜますから、葱の白さが、冷めた時に浮き出る牛脂の白さを、視覚的にも誤魔化します。

[応用例]
流石に、肉無しでは名乗れませんから、少量の牛肉を入れての、肉豆腐。でも、主役は舞茸です！

最後まで、レシピをお読み頂き、ありがとうございます。
それでは、Hasta mañana！

18/06/06
「すき煮」の人気検索トップ１０入り、感謝！