簡単美味しい美容食生栗からの渋皮煮渋皮栗

栗は2〜3日冷蔵庫におき、出して１〜2日水につけておきます。鬼皮が水を吸って剥きやすくなります。水は替えてくださいね。

包丁で栗の下のザラザラした部分、あれは「座」って言うんですって。
栗の平らな方を下に付けて座を薄く切ります。

座の部分を最後まで切り取らず鬼皮の平らの方までを剥くことが出来ますよ。包丁を入れたまま栗をクリっと。くりだけに‥失礼。

隙間に包丁を入れて丁寧に剥きます。大変なのは鬼皮を剥くまでです。ここを頑張りましょう！

つるんと剥けることもあります。力を入れすぎたり、皮を破いたりするとそこから煮崩れることも。大事に大事に！

こんな感じに剥けますよ。でもまだ煮ません。ごめんなさい。今日もこの後ほったらかしです。

また１日水に付けて、あくを抜きます。皮や筋が柔らかくなり優しく擦ると余分なものが取れて綺麗になります。

いよいよ煮ます。水はゆったり栗が浸かるぐらい、あれば小さじ1の重曹またはベーキングパウダーを入れて煮ます。なくても大丈夫

ここでポイント！沸騰したらグラグラはNG。弱火で40〜５０分蓋をせずに煮ます。ちょっと煮汁舐める渋い！渋皮と言われる訳ね

１回目はこんな感じ。濁りがあります。ザルに返さず煮汁をこぼし水を入れます。鍋についたあくも綺麗にして２回目！

今度は重曹は省略してもしなくてもどちらでも。だいぶ綺麗になりました。おっと湯気でくもりました。

３回目、もう重曹入れずに煮てください。煮汁が赤ワインの様になったらOK！まだ濁りが有れば４回目を。

水で洗ってボールにあげます。煮汁を２００CC程取っておき、次のシロップに入れると栗の色が濃くなります。お好みで。

こんな筋があるものもあります。ここで綺麗に取っておきましょう。ボールにあげてしばらく置いた方がシロップが染みやすいです。

シロップを作ります。1.５リットルに対して砂糖400gくらいお好みで。砂糖が完全に溶け、一煮立ちすればOK。栗投入！

ここも弱火、お好みで塩やだし醤油を入れるのもグッド。ワインやブランデーを回し入れると高級大人の香りの仕上がりです。

シロップが3分の２くらいに煮詰まったらあとは一晩ほっておきましょう。冷める時に味が染みます。朝には美味しい渋皮煮の完成！