'06 小梅干しの記録(紫蘇漬け)

海 砂
海 砂 @chorori_shokudou
神奈川@海側

我が家の小梅干しの記録です。 普通の梅干しより干す時間も短くて済みますし、梅干し入門にはおすすめです。 もしよろしかったら、参考になさって下さい。 ※左の写真は、去年漬けたものです。
(06/08/02 南高梅の写真も追加しました。)
このレシピの生い立ち
憧れの梅干しに挑戦し始めてもうずい分になります。 最初はいろんな本を参考にしましたが、この方法が一番簡単でいいみたい。 ざらめの加減など、段々自分流になりつつあり、「塩梅(あんばい)」がつかめつつあるような、、、毎年精進。

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材料

  1. 小梅 2㎏
  2. 梅の正味重量の16~20%
  3. 赤紫蘇塩漬け 200g
  4. ざらめ 適量
  5. 焼酎 (ビン消毒用) 200ccほど

作り方

  1. 1

    まず、小梅を仕入れます。 多少高くとも新鮮な物を選んで下さい。良い小梅を入手することが、成功への第一歩です! 良い梅は、出来上がりが違います。この梅はまだ青いので、袋から出して数日涼しい場所に置いておきます。(5/30購入)

  2. 2

    梅が全体的に黄ばんできたら、水洗いして、なり口のヘタを外したり、傷んだものを取り除いたりします。 黄色くなるまで待てば柔らかい梅干しになりますが、そこまで待つと傷んでしまう梅も増えるので、この程度が目安かと思います。(6/4下漬け)

  3. 3

    下準備が終わった梅の重量を量り、塩の量を決めます。 市販品には8%なんてものもありますが、素人にはムリです。まずは20%が失敗がありません。私は(梅干し歴10年以上)16%の端数切り上げで漬けています。

  4. 4

    ビンを消毒します。まずよく水洗いしたあと、キッチンペーパーでザッと拭き取り、 半カップほどの焼酎を入れて、フタをしてシェイク! シェイク!! 焼酎を捨て、滴を切ります。

  5. 5

    塩と小梅(水分が残っている場合には、キッチンペーパーで拭き取る)をだいたい交互にビンに入れていきます。し塩は下に落ちていくので、下は少なめ・上は多めで。

  6. 6

    全部入ったら、小さな重しをして(私は500gのものを使用)、フタをします。私のビンは密閉できないので、ホコリ除けにビニールをかぶせています。

  7. 7

    一晩でここまで梅酢が上がってきました。新鮮な梅は早いです。 この写真のように完全に梅が漬かるまでは、一日に2~3回、ビンをゆっくりと傾けて回し、全体に梅酢がかぶるようにして下さい。カビ防止になります。(6/5)

  8. 8

    1~2週間ほどでこんな感じになります。 ここまで来たら、冷暗所に放置可能です。 3週間以上経ったら、天気予報に注目します。(6/15)

  9. 9

    3日以上晴れる日が続きそうなタイミングをはかって、小梅を干します。 ザルにあけて、梅酢をしっかりと切り、日なたに出します。 夜も軒下に入れますが、外に出しっぱなしにしてください。 夜露に当たることで、皮が柔らかくなります。(7/14)

  10. 10

    一日干した梅。表面が乾いて、ややしおれた感じ。
    ※梅と平行して、梅酢もビンごと日なたに出します。そうすると梅酢の色が良くなります。

  11. 11

    二日目の干しが終了した梅。 ちょっと梅干しっぽくなってきました。(*^^*) 嵩もだいぶ減って、ザルにもちょっとすき間が出来てきます。 でももうひと干しってところかな。 (7/15)

  12. 12

    3日と半日干した梅。予報が外れて天気が悪くなってしまいました。ホントはもうひと干ししたいところですが、ここで断念。(T_T)
    (7/17)

  13. 13

    本来なら、全ての梅が、このくらいになるのが理想です。

  14. 14

    これは2Lサイズの南高梅。干しても充分大きいです。

  15. 15

    赤紫蘇を用意します。私は手抜きで、こんなものを使用。(^^; 数年前、時期が合わなくて紫蘇を入手し損ねたことがあったので、以来愛用しています。 そのまま使えて便利。

  16. 16

    準備するもの。 消毒用の焼酎・しそ塩漬け(200g)・ざらめ(約2%の40g用意しましたが、使い切るかどうかはカンで。)

  17. 17

    ビンを下漬けの時と同じ要領で、焼酎で洗います。 そして梅干しをザラザラッとひと並べ。

  18. 18

    適量のしそと、ざらめをパラパラ。 これをくり返して梅を全部入れます。 ざらめはカンで、全部使い切らなくてもいいです。 今回の場合、結局25gでした。

  19. 19

    日に当てて、色づいた梅酢。 これをキッチンペーパーなどで濾して、注ぎます。

  20. 20

    ひたひたに入りました。万が一、全然足りないようなら、スーパーなどで売っている「梅酢」を足して下さい。 梅干しの季節なら(土用くらいまで)、 簡単に手に入るはずです。

  21. 21

    横から見るとこんな感じ。

  22. 22

    10分も経つと、シソの色が出てきて、きれいです。 このまま冷暗所で保存します。 1年くらい経つと食べられますが、3年くらい置いた方が美味です。

  23. 23

    一晩経った梅。 水分を吸って、少しふっくらしてきました。 (^_^)

  24. 24

    これは南高梅の下漬の様子。 果汁が多く、どっさり酢が上がります。

  25. 25

    南高梅の土用干し。 大きい分、干しに時間が掛かります。大体、3~4日。

  26. 26

    南高梅は、2/3は紫蘇漬に、 1/3は白漬にしてみました。 こちらも出来上がりは3年後、、、。

  27. 27

    【もみシソを手作りする場合】 まずシソを大量の水でしっかりと洗い、日陰に干して水気を切ります。 葉だけ積んで、ボールに入れ、ひとつかみの粗塩を加えて揉んでいきます。そのうちアクが泡状になって出てくるので、絞って捨てます。

  28. 28

    続いてお酢を50㏄ほど加えてもう一度もみ、絞って汁を捨てたら出来上がり。 すぐに使わない時は、梅のビンから梅酢を少し取って、シソと合わせて密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存しておきます。

コツ・ポイント

●本年度データ/小梅正味量 1950g・塩320g(16%強)・ざらめ(25g) ●梅干しの敵はカビです。 毎日よく観察して、手をかけてやることです。 「後でやろう」「まぁいいか。」は禁物です。 ●今年は干しがちょっと足りないので、出来上がりが不安です。 最終報告は3年後にでも、、、(^^; ●梅干しに向く品種・・・南高、紅さし、小梅 など

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海 砂
海 砂 @chorori_shokudou
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神奈川@海側
カイサと申します。「娘に伝えたい我が家の味」中心のレシピを載せています。レシピではちょっぴり塩分控えめの、キミセ醬油のまろやかを愛用。娘たちは独立して長女は千葉、次女は愛知、私は横浜で大きなオジサン猫と甘党の主人と静かに暮らしています。趣味は、 映画鑑賞、手芸、直売所探検など。
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