手間暇かけて、おもてなしの「栗の渋皮煮」

ねむねむごりちゃん
ねむねむごりちゃん @cook_40069241

良い栗が手に入ったらこの渋皮煮を作ります。
時間をかけて心を込めて作る... 栗仕事は秋のひそかな楽しみです。
このレシピの生い立ち
娘時代、秋のお茶会に渋皮煮を頼まれ、祖母がこのレシピを教えてくれました。この時、時間と手間をかけてもてなす楽しさを知りました。
良い栗は、皮も剥きやすく 筋もすんなり取れて綺麗に仕上がります。出来の良し悪しは栗の質、貴女の技術ではありません

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材料

栗1kg
  1. 栗(剥いた栗) 1kg
  2. 重曹(下茹で用) 小さじ1
  3. 砂糖 1kg
  4. 重曹(砂糖と一緒に) 小さじ半分
  5. ブランデー 1/4カップ

作り方

  1. 1

    大きくて新鮮な栗、虫のついていない新しいものを選ぶ。細かい粉の様なのが出ていたら虫のフン、要注意。

  2. 2

    渋皮を残して固い皮だけを剥く。渋皮をできるだけ破かないように気をつける。
    ...と言いながら、破れちゃったけど...

  3. 3

    栗剥き用です。便利です。手を痛めないように 利き手に軍手をして作業開始。

  4. 4

    大きな鍋に栗とかぶるくらいの水、栗1kgに対して小匙1の重曹を入れる。栗が踊らないように火加減して10分ほど煮る。

  5. 5

    1回目は煮汁がこんなに茶色くなる。煮汁を捨てて新たに水を入れて煮る。これを9〜10回繰り返す。重曹は1回目のみ。

  6. 6

    これは10回目、煮汁は白っぽくなる。ザルにあけて煮汁は捨てる。

  7. 7

    下煮の済んだ栗。渋皮の大きく破れていたものは形まで崩れてしまう。

  8. 8

    爪楊枝でひとつひとつ筋やゴミを取り除く。爪楊枝を横にして栗を軽くこすると筋が見えてくる。

  9. 9

    煮ている間に割れたり、筋取りで渋皮が大きく破れたり.. 使えないものは諦めて取り除く。渋皮が敗れたのが原因。

  10. 10

    栗を水で洗い、かぶる程度の水と砂糖1/3量、重曹小匙1/2、を入れて落し蓋、栗が踊らないよう極弱火で8〜10時間煮る

  11. 11

    途中、3時間ごとに残りの砂糖を2回に分けて加える。蓋を少しすかして煮ます。

  12. 12

    栗の渋皮がキレイな茶色になり、ツヤが出るまで煮たら火を止めて栗をバットに取り出し、ブランデー1/4カップをかけて冷ます。

  13. 13

    ヤル気がまだあれば。。煮汁を煮詰めて粗熱を取ってから、栗にかけると つやっと美味しそうになります。

  14. 14

    食べきれない分は、冷凍保存。たまに1個出して来て、テレビを見ながら楽しみます。残っていたら、お正月のお重にも使います。

コツ・ポイント

砂糖は3回に分けて加えて煮る。栗がいつも水中にあるように落し蓋をして、必要なら差し水をしても良い。途中で火を止めて、また煮始めてもよい。
シャトルシェフ(保温鍋)やクロックポット(煮込み鍋)も便利。
渋皮が敗れると煮ている間に崩れるので注意

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レシピ作者

ねむねむごりちゃん
に公開
私の作ったケーキやお料理で、ニコニコしてくれる人が大好き!お料理は友達を作ります。本当に幸せな事です。アメリカ サンディエゴで学校に通いベーキングの勉強をしました。
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