秋の定番☆栗の甘露煮

買うと高~い栗の甘露煮。 頑張れば家庭でも作れます。 手間と時間をかけて、毎年秋に仕込んで暮れにきんとんに使っている、我が家の甘露煮の作り方です。
このレシピの生い立ち
学生時代の食品加工実習で習ったものを、家庭でも作れるよう工夫しました。 糖度計があれば、常温で長期保存できるものが作れるのになぁ!!
作り方
- 1
栗は流水で洗って汚れを落とし、沸騰した湯に入れます。 ブワ~ッと泡が出てくるので、それが弱まるまで5分ほど煮ます。その後水にさらしてあら熱を取ります。
- 2
自分の準備をします。包丁の背に当たる部分に絆創膏を3重くらいに巻いてガードしておきます。
- 3
栗を剥きます。 まず、先っぽの部分を切り落とし、、、
- 4
そこからバリバリバリ、、、と鬼皮を剥きます。
- 5
続いて渋皮を剥きます。 まずは側面を、上から下に、くし切りのりんごを剥く要領でツーイツーイと剥いていきます。
- 6
続いて中央部分を剥きます。 平らな場合は、左右から切り込みを入れるようなつもりで剥くと表面がきれいに仕上がります。
- 7
甘露煮の場合、こういう茶色の部分が残っていると、きれいに仕上がらないので、もったいないですが大胆に剥いてしまって下さい。皮がペロリと剥けてしまう場合も同様で、実を一皮削るようなつもりで。
- 8
剥いたものからミョウバンを溶かした水に放して行きます。
- 9
※ミョウバンで煮る意味は、(1)煮崩れを防ぐ(2)色止め(3)あく抜き の3つです。手に入らない場合はナシでもOKです。
- 10
剥き終わったら、火にかけます。強火で煮ると踊って壊れ、弱火だと外側だけが煮崩れてしまうので、栗が踊らない程度の中火で。 沸騰して5分ほど煮ます。 アクが出ますので、吹きこぼれに注意! (^^;
- 11
ザルに取って水にさらします。 あら熱が取れたら、剥き残しのチェックです。親指で示しているように、 ここで茶色くなってしまった部分を削り取ります。
- 12
再び鍋に入れ、今度は真水で煮ます。 沸騰したらまた水を替え、再度茹でこぼします。
- 13
ここで栗の水気を切り、重さを計っておきます。 ちなみに今回は580g。
- 14
再び鍋に戻し、水とお茶パックなどに入れ、叩いて潰したくちなしの実を一緒に煮ます。
- 15
栗が柔らかくなった頃、先ほど計った栗の80%の重さの砂糖(この場合、460g)を用意し、約半量を加えて弱火でじっくり煮て行きます。
- 16
煮詰まって、ツヤが出てきたら火を止め、栗を一旦取り出します。 くちなしは、充分色づいていれば取り除きます。
- 17
残りの砂糖を加え、溶け残るなら少しずつ水を注し限界の濃さを目指します。砂糖の10%のみりん(46g)を加えて煮立てます。
- 18
そこに栗を戻してひと煮立ちさせ、煮沸消毒しておいたビンに詰めます。
- 19
翌日、シロップだけ鍋に戻し、煮立てます。栗から出た水分で薄くなっているはずなので、しっかり煮詰めて濃いシロップにします。
- 20
※煮詰めて量が減ってしまった場合には、(17)の要領で砂糖と水を加えて増やしてください。
- 21
それを再度ビンに注いで、出来上がり。 冷暗所、もしくは冷蔵庫の野菜室などで保管します。
コツ・ポイント
●栗剥きの時、包丁を時々濡らしてやるとガビガビにならずに剥きやすいです。 ●煮崩れてしまったものは、つまみ食い(笑)やパウンドケーキなどにお使い下さい。●下煮した栗をさらす時、急に冷やすと割れの原因になるので、チョロチョロ水を流して下さい。
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