アジの押し寿司 にぎり寿司 駅弁風

スーパーで購入した普通の鯵です。
これを３枚に下ろしますが、捌き方や下処理については、長くなりますので割愛します。

購入した店で、やって頂いても良いですし、刺身用の切り身があれば、それを利用する手もあります。

今回は、駅弁の鯵の押し寿司の様な、身が白く、生っぽさのない、〆アジを作ります。

刺身と同様にカマ、ガンバラを取除き、小骨を抜く、皮を引くなど、下処理を、すべて済ませておきます。

と、レシピなので定石として書いていますが、長時間、酢に漬けますから、小骨は取除かなくても、食べる時には、気になりません。

下処理を済ませた４の両面に、よく塩をふり、室温で20～30分程度、水が落ち易いように傾けたザルの上に置いておきます。

夏場でしたら、ラップをして、冷蔵庫に入れ、室温の２倍以上の時間を、長めに取って下さい。

水で、塩を洗い落としましたら、これを合せておいた酢に、漬け込みます。(酢は、甘口の配合になっています）

漬け込む酢に、お好みでガリ(生姜甘酢漬)や昆布を加えますと、風味や旨味がつきます。無しでも、まったく問題ありません。

写真では分り難いですが、キッチンペーパー等に包んだ方が、効率良く酢が行き渡ります。

冷蔵庫で８時間、面倒でしたら一晩、酢に漬けます。(写真が約８時間の状態です)

こちらは、冷蔵庫で18時間寝かせた鯵になります。酢を洗い流しましたら、よく水気を切っておきます。

握り鮨風にする場合は、鮨ダネのように切り、握りの上に乗せて、お好みで青ネギ、おろし生姜を添えて下さい。

押し寿司にする場合は、余裕ある長さにカットしたラップの上に、用意しておいた寿司飯を置き、軽く形を整えます。

その上に、〆た鯵をのせます。
鮨ダネのように、薄く切って並べる押し寿司もありますが、今回は、そのまま、です。

ラップで寿司を包みましたら、両端の余っているラップをクルクルと巻いて細く絞り、適当に圧縮できたら、縛って止めます。

後は、食べたい時になりましたら、適当な大きさに切り分けて、完成です。
少し時間を置いた方が、馴染みます。

にぎり寿司や押し寿司にせず、ちらし寿司にすれば、少ない〆アジでも、高い満足度！ID : 19226059

アジには、アニサキスの幼虫が寄生している事があります。
十分に目視での確認を行って下さい。

頂きましたつくれぽが、鯵より鯖の方が多かったので、〆鯖の簡単な作り方も、載せておきます。

便利なのが冷凍のフィーレ。既に塩をふってありますし、冷凍されていますからアニサキスの心配もありません。

凍ったままでもＯＫです。鯖フィーレを、キッチンペーパーに包み、鯵と同じ様に、酢に漬けます。

解凍と塩抜きを兼ねて、そのまま冷蔵庫の中で１日、ひっくり返して１日、合計２日程度、寝かせます。

２日も漬ければ、簾骨は、ほぼ気になりませんので、取除きません。（気になる人は取って頂いても構いません）

強制はしませんが、食べる時には、皮を引いて下さい。
鯖は、皮が引き易いですから、練習にもなりますよ！

これも選択ですが、ノルウェー鯖は脂が強いので、軽く炙ってから使うのも、手です。
押し寿司の作り方は、鯵と同じです。

寿司飯が少し冷めて、全体が落着いてから、ラップごと切り分けます。（最低でも２回に１回は、刃を濡らして下さい）

冷凍庫の中で眠っていた鯖を使ったので、脂の色が悪く、見た目に難は有りますが、作り方の紹介ですから、これで勘弁して下さい。

18/03/17
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