ちりめん山椒(はれま風)

華水多羅四郎
華水多羅四郎 @cook_40054234

甘くない、京都の〈はれま〉風のちりめん山椒。
このレシピの生い立ち
はれまがお手本。

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材料

  1. しらす干し 300g
  2. 実山椒(下茹でしあく抜き) 1/2カップ
  3. 300㏄
  4. 鎌田のだし醤油 50㏄

作り方

  1. 1

    実山椒を枝から丁寧に外し、やわらかくなるまで(10分~15分)茹でる。

  2. 2

    ざるに上げた1を水に放ち、1時間~3時間ほど水にさらす。痺れる辛さが好きなら1時間、はれま程度なら3時間程か。要味見。

  3. 3

    しらす干しをテフロン加工のフライパンに入れ、超弱火で40分ほどかけて乾煎りし、水分を飛ばす。

  4. 4

    しらすは、最初はフライパン全体に広げてなるべく動かさず、時々スパチュラで返す。乾いて来たら絶えず返しながら。

  5. 5

    重さが最初の半分以下になり、程よく水分が飛んだら(余りカラカラにすると固すぎ)酒を加え、強火にしてアルコールを飛ばす。

  6. 6

    酒が沸騰したら火を弱め、1の実山椒を加える。

  7. 7

    だし醤油も加え、絶えず混ぜながら、中火で水分が飛ぶまで炒り続ける。

  8. 8

    天板にホイルかオーブン用ペーパーを敷き、4をひろげて、100℃くらいのオーブンで10分加熱。

  9. 9

    10分経っても、オーブンのドアは開けず、そのまま10分放置して、乾かす。

  10. 10

    容器に詰めて、出来上がり。

コツ・ポイント

はれまのちりめん山椒は、甘くないのが特徴。「だし醤油」には、出汁はもちろん、すでにみりん他、糖類が加わっているので、改めて出汁や砂糖は入れない。実山椒は、小さくて柔らかいものを選ぶこと。大きくて硬いものは、下準備に時間がかかります。

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レシピ作者

華水多羅四郎
華水多羅四郎 @cook_40054234
に公開
食文化とくに世紀転換期~20C半ばの米国の食が専門。英語(と多少の仏語)は当たり前だが、周りに、伊、中、西、葡、独、露などの専門家や、朝鮮語・アイヌ語を含む多様言語のエキスパートが多くいてくれるのが、料理研究上の最大の強み。嫌いな言葉は素人さんの「試行錯誤」。それ最低20回対照実験繰り返した人の言葉(苦笑)。そして日本の料理サイトで野放しの素人レシピ泥棒の意識の低さ、面の厚さに辟易としている。
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