キクラゲと豚肉の卵炒め(木須肉)

味覚温知
味覚温知 @cook_40353048

この料理の起源は、孔子の時代、山東省曲阜。2千5百年間も受け継がれてきたのは、身近な材料で作れ、しかも美味しいからです。

このレシピの生い立ち
炒めた玉子が、金木犀(木樨)の花色であることから、この料理は「木樨肉」(ムースーロウ)と命名され、後に、「樨」の字は画数が少なく、同じ音の「須」に置き換えられて、「木須肉」の(ムースーロウ)と表記されるようになりました。

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材料

2人分
  1. 豚バラ肉 100g
  2. 豚肉下味つけ用として
  3.   紹興酒 小さじ1
  4.   醤油 小さじ1/2
  5. ②水煮タケノコ 30g
  6. ③乾燥黒キクラゲ 3グラム(6個)
  7. 小松菜(または青梗菜)~茎と葉の部分は切り分けておきます 1/2~1/3株(約35g)
  8. ニンジン 2.5cm(約20g)
  9. ⑥卵 2個
  10. 卵下味付け用として 塩・胡椒 各少々
  11. 合わせ調味料用の材料;
  12.   a)オイスターソース 小さじ1/4
  13.   b)中華エキスの素 小さじ1/4
  14.   c)醤油 大さじ1
  15.   d)紹興酒 小さじ1
  16.   e)砂糖 小さじ1/4
  17.   f)米酢 小さじ1/2
  18.   g)胡椒 少々
  19. ⑦ニンニク(みじん切り) 1かけ(約4g)
  20. ⑧ショウガ (みじん切り) 1かけ(約4g)
  21. 長ネギ(粗みじん) 5cm
  22. 片栗粉 小さじ1/2
  23. ゴマ 小さじ1/2
  24. ⑫食用油 大さじ1と 小さじ1

作り方

  1. 1

    豚バラ肉; 薄くスライスして一口大に切り、「豚肉下味つけ用」の紹興酒と醤油を、揉み込んでおきます。

  2. 2

    水煮タケノコ; 1mm程度の厚さの一口大に切っておきます。

  3. 3

    乾燥黒キクラゲ; 水で戻し、水気を切っておきます。

  4. 4

    小松菜(または青梗菜); 葉と茎の部分を切り分け、それぞれ一口大に切っておきます。

  5. 5

    ニンジン; 1mm程度の厚さの一口大にスライスしておきます。

  6. 6

    卵; 卵を溶き、「卵下味付け用」の塩と胡椒を入れて混ぜておきます。

  7. 7

    「合わせ調味料用の材料」のa)~g)を、全部混ぜて「合わせ調味料」を作っておきます。

  8. 8

    片栗粉; 小さじ1の水(分量外)と混ぜて、「水溶き片栗粉」を作っておきます。

  9. 9

    フライパンに食用油(大さじ1)を引き、溶き卵を、うっすらと焼き色がつくまで両面焼きし、別の容器に卵を取り出しておきます。

  10. 10

    豚肉をフライパンに入れ、肉の赤みがほぼ消えたら、豚肉を引き上げます。(豚肉から脂が出てくるので、食用油は追加不要)。

  11. 11

    フライパンに、小さじ1の油を加え、小松菜の茎の部分、ニンジン、水煮タケノコ、キクラゲを入れて軽く炒め、引き上げます。

  12. 12

    フライパンに、小さじ1の食用油を入れて、ニンニク、ショウガ、長ネギを炒めて、香りを立たせます。

  13. 13

    玉子、肉、小松菜の茎の部分を戻し入れ、更に小松菜の葉の部分と「合わせ調味料」を入れ、ざっと混ぜます。

  14. 14

    「合わせ調味料」が均等に混ざれば、仕上げにゴマ油を振って、「木須肉」の完成です。

コツ・ポイント

材料の下ごしらえと準備に、多少時間がかかるものの、調理時間はアッと言う間です。卵は、スクランブルエッグのようにふっくらするように、箸で油を含ませるように掻き混ぜ、ふっくらしたら、美味しそうな薄茶色い色がつくまで、余り動かさないで炒めます。

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レシピ作者

味覚温知
味覚温知 @cook_40353048
に公開
 「味覚温知」の名前の通り、「食」を通じて「温故知新」ができればと願っています。 料理作りは、「時短」や「簡単」を追ってシンプルな美味しさを求めるのも、ひとつの行き方です。しかし、徹底的に逆の行き方をして、店の味を超えようとすることも、面白いのではないでしょうか!どちらの行き方にしても、他の事をする時と同様、楽しみながら料理して、日々快活に過ごしていきたいものです。
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