煮込んだ梨を羊羹に

（写真が青い…。だから、わたしに写真を上げさせようっていうのは、間違ってるんだって。記：230207）

「プリンで作る梨のクラフティ」で書いておいた、梨の残りを冷凍しておいたものを、今回羊羹にした。

というわけで、梨の「煮込み」部分は、前回の作業の再記。ただし記述の分量は、今回使用した分に合わせて…

…調整している（実際は800gを煮込んでいる）。

まず、最初はパイのフィリングにするつもりだった梨のフィリングの煮込みから。

１．そもそも生の梨自体、ダイスカットして冷凍保存しておいたものである。…

…それを凍結したまま耐熱皿に取り、砂糖を加えて自然解凍させる。

２．３０分置いておいたが、解凍はしきっていない。気にせず残りの調味料も加えてざっくり混ぜ、…

…うちの故障している170度オーブンへ。途中、同時調理のほかの食材の出し入れがあるが、梨自体はトータル50分、…

…煮込んでいる。

３．常温まで放置して、冷凍保存。ここまでが前回の作業。

４．さて、ここから今回の作業。冷凍されている梨を冷凍庫から取り出し、冷蔵室で解凍。2日くらいかかる。

５．煮汁と「身」を、ざるで濾し分けてみる。水分量を計量するためだ。200mlあった。

６．この結果、本来、粉寒天は、メーカーの記述通りなら、1.3g程度でいいはずだが、…

…今回目指していたのは、「固めの」羊羹なので、2g全量利用した。小皿に粉寒天を空けて、ほぼ同量の水をかけて…

…ふやかしておく。

…これはメーカーの説明書にはなかったが、「水から茹でろ」と強調していたので、「常識的な」手順に従ってよいと判断した。

７．鍋に、解凍された梨のみと煮汁を共に当て、ふやかした観点も加えて、混ぜながら点火。沸騰したら火を調整して…

…吹きこぼれない程度の状態で、かき混ぜながら、2分、茹でる。

８．火を止め、その状態で「自然に」粗熱をとる。今回、30分程度放置。

９．様子を見る。塊はじめていたら、やや遅い。今回は、まだだいぶ熱々だったので、ちょうどよかった。60度を切らない程度が…

…よいらしい。その状態の汁を、羊かん舟など、型／容器に入れて、冷蔵室へ。2時間以上、冷やし固める。以上。

凝固力が弱いねぇ。想定した固さにならない。ゆるゆる。粉寒天は「凝固力が最も強い」とされているらしいが。梨に入れた…

…調味料のうち、バター？レモン汁？ワインとか？のせい？なのかねぇ、どうなんだろう。…

…だいぶ「ねっとり甘い」煮梨だったので、がっつり固めたかったのだが、ね。

（記：10:56 2023/02/05）