ポルトガルの★たらとポテトの卵とじ★

Quegiro
Quegiro @cook_40076604

鱈のメニューが豊富なポルトガル料理の中でも三本の指に入る大定番の本場レシピです。鱈・ポテト・卵の3つが絶妙の相性です。
このレシピの生い立ち
①留学中に家主の方から教わったレシピのひとつで、ポルトガル料理の前菜レシピとしては定番中の定番です。

②ポルトガル語では「bacalhau à Brás (干し)鱈のブラース風」といいます(Brás/Brazはこの料理の考案者です)。

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材料

2~3人分
  1. たら(あれば干し塩鱈 250g(200g)
  2. じゃがいも(せん切り) 500g
  3. 玉ねぎ(薄い半月切り) 大1玉
  4. にんにく(みじん切り) 2片
  5. 3個
  6. 揚げ油(サラダ油など) 適量
  7. オリーブ 50㏄
  8. 塩こしょう 適量
  9. セリ(あればイタリアンセリ 1枝
  10. 黒オリーブ(種抜き) 好みで適量

作り方

  1. 1

    生鱈の場合は全体に塩を振り、クッキングペーパーでぐるぐる巻いて冷蔵庫で一晩寝かせる。※ピチットシートだとなおよいです。

  2. 2

    南欧などの干し塩鱈(バカリャウ・バカラオ・バッカラ)を使う場合は、水を数回換えながら、適度な塩味が残るように塩抜きする。

  3. 3

    じゃがいもの皮を剥き、せん切りにして水にさらす。玉ねぎは薄い半月切りにする。にんにくは押し潰してからみじん切りにする。

  4. 4

    弱火にかけて沸騰させたお湯に1の生鱈(もしくは2の干し塩鱈)を入れ、全体に火が通ったらすぐに取り出す。

  5. 5

    鱈から皮と骨を取除き、プロセッサーなどでフレーク状にする。または布で鱈を包み込んでもみほぐす。※ほぐし具合はお好みです。

  6. 6

    3のじゃがいもを十分に水切りし、まず160℃、次は190℃の油で二度揚げする。狐色になったら取り出し、十分に油切りする。

  7. 7

    6と並行してオリーブ油をひいて弱火で玉ねぎ・にんにくを炒める。玉ねぎが透き通ってしなしなになったら鱈を加え約5分炒める。

  8. 8

    卵を軽く泡立て、塩こしょうで軽く味付けする。その後で、7の具材に6の揚げたじゃがいもを加え、全体を静かに混ぜ合わせる。

  9. 9

    じゃがいものパリパリ感がなくならないうちに8の溶き卵を加え、ざっくり混ぜ合わせる。緩いとろみがついたらすぐに火を止める。

  10. 10

    飾り用の一部を残してイタリアンパセリを混ぜ合わせる。器に盛り、残りのパセリと好みで黒オリーブを散らして出来上がり。

コツ・ポイント

①「鱈を茹でてほぐす」→「いもを揚げる」+「玉ねぎを炒める」→「玉ねぎと鱈を炒め合わせる」→「いもを加える」→「溶き卵を加える」の順です。

②溶き卵はそれで具材を「とじる」というよりは具材と和えて弱火と余熱で「ゆるく固める」ようにします。

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レシピ作者

Quegiro
Quegiro @cook_40076604
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ポルトガル料理大好き人間です。現地に留学中、家主さんをはじめとする方々から昔ながらの家庭料理のレシピを教わりました。そうしたレシピを、食材的に無理な部分はアレンジを加えつつもできる限りそのままの形でご紹介できればと思います。※「コツ・ポイント」のスペースが足りない場合は「コメント」に書いてあります。併せてご覧ください。
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