簡単&失敗無し!あさりの砂出し(砂抜き)

vegeful
vegeful @cook_40038237

美味しいアサリ料理は下処理が肝心。
何度も実験して本当にしっかり砂を吐く方法を検証しました。

このレシピの生い立ち
せっかっく美味しい料理を作っても、アサリがジャリっとしたら台無しです。
そこで、アサリがどうしたら1番砂を吐いてくれるか、1回毎に様々な条件で比較実験し何度も検証した結果をまとめました。
※3%食塩水は水1リットルに対して塩30g

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材料

アサリの分量に合わせて
  1. アサリ 使う分量
  2. ぬるま湯 湯:水=1:3
  3. 食塩 濃度3%(海水と同じ)
  4. 分量の例
  5. ポットの湯 50cc
  6. 150cc
  7. 食塩 小匙1
  8. ※アサリと水の割合は使用する容器により異なります。

作り方

  1. 1

    アサリを洗います。よく[殻を擦り合わせて洗う]と言いますが、殻が割れるとアサリが死んで砂を吐かないので優しく洗います。

  2. 2

    ボールに分量の塩と湯を入れ、しっかり溶かしたら残りの水を加え混ぜる。
    水道水よりアルカリイオン水の方がよく砂を吐く。

  3. 3

    釘などの鉄を入れておくとアサリが砂を吐き出し易い。
    水の高さはアサリ貝が少し水面から出る位がベスト。貝が重ならない様に

  4. 4

    アサリが吐いた砂を再び取り込まない様上げ底に。これで出た砂は下に溜まるので再び取り込みません。平らな網付バットなら更に◎

  5. 5

    砂抜きは必ず暗い所で。明るいと砂を吐きません。真っ暗な方が良いので新聞紙を被せます。吐いた水が飛び散らない意味も。

  6. 6

    30分程経過。アサリがチョロチョロ舌を出しています^^すぐに引っ込めてしまうのでそ~っと覗いて…

  7. 7

    1~2時間経つと新聞紙がアサリの吐いた水で濡れています。これだけ吐けば大成功!時間に余裕があれば更にもう1度行います→8

  8. 8

    1~2時間で砂が出て水が濁るので1度水を替えます。1回目と同じ要領で行います。アサリが新鮮な程、早く砂を吐きます。

  9. 9

    食べる前にもう1度アサリを洗います。冷蔵庫で冷やしてから室温に出すとストレスにより旨味成分が出て美味しくなるそうです。

  10. 10

    冷凍は厳禁!
    1度砂抜きしたアサリを冷凍して調理したら貝が皆半開きでした。冷凍するなら過熱後剥き身にして。

  11. 11

    5解説
    ラップやピッタリする蓋はアサリが窒息してしまうので空気の通る新聞紙がベストです。

  12. 12

    お店で【砂抜き済み】と書いて売っていても、多少の砂は残っているので必ず砂抜きを行います。

  13. 13

    夜寝る前に浅利を食塩水に漬けておけば翌日砂抜き出来ています。食べる前にもう1度洗いましょう。

  14. 14

    潮干狩りのアサリは住んでいた海の海水が1番よく水を吐くそうなので、アサリと一緒に海水も持ち帰るといいかも。

  15. 15

    実験では水道水よりアルカリイオン水の方がよく砂が抜けましたが無ければ水道水のカルキを抜くと良いでしょう。

  16. 16

    錆びた釘を使う説は迷信とも言われていますが、実験では入れない物より明らかに効果がありました。

  17. 17

    これは鉄から発生するイオンが海水の環境に近付けてくれるのでは無いかと考えます。アルカリイオン水も同様な理由と思われます。

  18. 18

    アサリは5月と10月が産卵期なので直前の3~4月と9月が旬と言われています。この時期は殻が薄く割れ易いので優しく扱います

  19. 19

    夏場は食中毒にくれぐれも注意して下さい。室温で必要以上の放置は禁物。冬場は二枚貝によるノロウイルスに注意!しっかり加熱を

  20. 20

    舌を出しているアサリを急に驚かせると舌をしまい忘れたまま勢いよく殻を閉じて死んでしまう事があるので気を付けて下さい。

  21. 21

    調理用のボールと笊でも出来ますが、100均の網付きバットが重ならず便利です。アサリが網から落ちない大きさを選んで下さい。

  22. 22

    ボンゴレビアンコ

    レシピID17864052

  23. 23

    ボンゴレロッソ

    レシピID17944984

コツ・ポイント

・アサリは活きが良い物を購入し、すぐに砂抜きする。割れているものは必ず取り除く・砂抜き前、後よく洗う。貝が割れないように注意!・水は水道水よりアルカリイオン水。塩分は無くても濃すぎてもNG!冷水よりぬるま湯、暗い所で。・1度水を取り替える

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レシピ作者

vegeful
vegeful @cook_40038237
に公開
学生時代に栄養士免許を取得。結婚後は調理師・食育指導士・ジュニア野菜ソムリエ・食アド2級等を取得しました。料理の腕はまだまだ未熟ですがレシピを考える事が好きなので登録しました。宜しくお願い致します。現在は手のかかる0歳児のお世話に奮闘中です。こちらはしばらくお休みしており大変ご迷惑をおかけしております。お休み中もつくれぽを届けて下さる方々、本当に有難うございます。
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